京都大学アカデミックデイ2014

耳鼻咽喉科領域における先進的研究

研究者からの一言:コミュニケーション障害に関する研究をしています

耳鼻咽喉科領域の特徴としてコミュニケーション障害に対する医療とがん治療がある。いずれも重要な分野であり、当教室では公的資金の援助を受けて、(1)内耳の発生と再生のための基礎的研究、(2)声帯(音声)再生のための医師主導治験、(3)咽頭癌・喉頭癌に対するロボット手術の先進医療をすすめている。

出展代表者

医学研究科 耳鼻咽喉科
 平野 滋 講師

参加者

医学研究科 耳鼻咽喉科
 平野 滋 講師
 楯谷 一郎 講師
 山本 典生 助教

関連URL

http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~ent/

来場者より

実用化してほしい賞
早く実現化されることを願うで賞
期待してます賞
早く実現したら良いで賞
研究が人々を救うで賞
タメになった賞

アカデミックデイを経ての感想

2014年9月28日開催のアカデミックデイに参加させていただきました。今回、初めての参加でしたが、多数のポスターの展示に驚きました。普段、医学研究以外に触れることはほとんどありませんが、学内学外を問わず多種多様な展示があり興味深くほかのパネルを拝見しました。中には農学系や理学系のパネルで研究のヒントになるような展示も見られました。

今回われわれのポスターを見ていただいた方々の中には、お子さんや中高生から研究者と考えられる方まで幅広くおられました。中高生のなかには、難しいですね、と顔を曇らせる方、遺伝子やiPS細胞について素朴な疑問を投げかけてくれる方、なかにはこちらが驚くような鋭い指摘をされる方もおられました。このような中から、次代の研究者が生まれてくれることを期待せずにはいられませんでした。また、研究者と思われるような風貌の方には、今後の進展にむけた可能性と課題についてご指摘いただけることもあり、非常に有意義な1日を過ごすことができました。

発表後には参加者に配られたビールを片手にその日に出会った他の研究者たちと話し合う機会を与えていただき、研究内容が変わっても根底にある研究に対するモチベーションを確認しあい、刺激し合うことができました。このような貴重な機会を与えていただき、主催者の皆様および参加いただきました皆様に大変感謝しております。

十名洋介

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