アカデミックデイ2014
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「ある」の謎―フランス現象学の挑戦

研究者からの一言 現代フランス哲学を研究しています

概要

なぜ何もないのではなく、何かがあるのでしょう。何かがあるという、このあまりに単純な事態こそ、数々の哲学者を悩ませてきた問題でした。「ある」をめぐる哲学の知的格闘を振り返りながら、現代フランス現象学からの解答をご紹介したいと思います。

出展代表者

文学研究科 宗教学専修
 服部 敬弘 特別研究員

参加者

文学研究科 宗教学専修
 服部 敬弘 特別研究員

来場者より

考えさせられるで賞
なかなか奥が深いで賞
哲学に興味を持たせてくれたで賞
ワクワクしたで賞
もっと語り合いたいで賞

写真:「ある」の謎―フランス現象学の挑戦

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

= 取り扱いあり

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

感情の自然

山形賴洋著、法政大学出版局

精緻な議論が端正な日本語によって展開され、それと同時に、批判的精神と哲学的独創性が見事に調和した著作です。

若者にお勧めしたい本

告白

アウグスティヌス著、服部英次郎訳、岩波書店

自分の罪と対峙しつつ、神との対話のなかで、真理を真摯に探し求める姿は、心打たれると同時に、ヨーロッパの伝統的な思索のモデルのひとつを知るのに役立ちます。

ツァラトゥストラ

ニーチェ著、手塚富雄訳、中央公論新社

「より高い身体を君は創造しなければならぬ」。旧来の哲学的知の終焉を宣言し、新しいそれを告知する書です。

自分の研究に関連して紹介したい本

存在と時間

マルティン・ハイデガー著、細谷貞雄訳、筑摩書房

存在論の歴史を独特の記述のなかに凝縮させながら、その超克を企図した著作です。フランス現象学は、この著作との対決なしには語ることができません。