京都大学アカデミックデイ2016

ネズミと会話ってできるの?

研究者からの一言:光で解き明かす、細胞1つ1つの心のかたち。

ネズミと会話する方法を我々は考えています。光による問いかけと、光による観察を通して、ネズミの中の細胞1つ1つと会話し、なぜ病気になるのか・なぜ病気を防いでいるのかを明らかにしようと試みています。

出展代表者

生命科学研究科
 松田 道行 教授

参加者

生命科学研究科
 松田 道行 教授
 小長谷 有美 博士課程1年
 今西 彩子 修士課程2年
医学研究科
 寺井 健太 特定准教授
 小西 義延 博士課程2年
 金城 智章 博士課程1年
医学部医学科
 九野 宗大 5回生

関連URL

http://www.fret.lif.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

ナイスガイド賞
わかりやすく説明してくれたで賞
文学部にもわかりやすく医学研究を教えてくれたで賞
内容がおもしろかったで賞
ピカチュウで賞
細胞に命令もできちゃうなんてすごいで賞
興味をもつことができたで賞
素晴らしい技術で賞
懇切丁寧って漢字で書けないで賞
文系の私に分かりやすく話してくれたで賞

アカデミックデイを経ての感想

色々な人がおり、普段接する事が無いような方々と話す機会を頂きありがとうございました。

とりわけ、学生にとっては、”人に話す・伝える”という事を考える、良い経験となりました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

フィリップ・K・ディック / ハヤカワ文庫 SF (229)

「フィリップ・K・ディックの作品は、『現実』の脆さや個人のアイデンティティ構築をテーマにすることが多いと一般に評価されています。本作は数ある彼のSF作品の中でも、映画化やパロディ化がなされ広く知られた作品です。彼が問いかける、「あなたの信じる現実は本当に本物か」という問い、この姿勢はサイエンスに通じるものがあると思います。彼の構築する世界観への最適な導入として本書を推薦します。

若者にお勧めしたい本

栄光なき天才たち

伊藤 智義 (著)、森田 信吾 / 集英社文庫―コミック版

いわゆる漫画であるが、偉人伝でもある。山極勝三郎先生や、鈴木梅太郎先生の話は中学生の私には印象的でした。

精神と物質

利根川進、立花隆 / 文春文庫

利根川進博士の大学院時代からノーベル賞受賞にいたる研究の流れをまとめた本です。インタビューをベースに、利根川博士の研究に対する哲学が語られていて、一流の研究者の考え方がよくわかります。適宜分子生物学のバックグランドに関する解説が入っているのですが、その解説もとてもわかりやすくて楽しく読めるのでおすすめです。

取り扱い: 京都大学図書館

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