京都大学アカデミックデイ2016

科学でみる木の文化

研究者からの一言:一緒に日本の木の文化を見つめてみませんか。

日本の適所適材観の賜物である木質文化財の樹種情報には考古・美術・建築学をはじめとした様々な研究に有効な情報が含まれている。本発表では樹種識別調査の現状や課題を紹介するとともに、木の博物館的な存在でもある、京大材鑑調査室の紹介を行う。

出展代表者

生存圏研究所
 田鶴 寿弥子 助教

参加者

生存圏研究所
 田鶴 寿弥子 助教
 反町 始 技術専門職員
 杉山 淳司 教授

関連URL

http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/lbmi/

来場者より

わかりやすかったで賞
木片ありがとうで
楽しく分かりやすかったで賞
五感賞
本を見て森を見て全てを見つめま賞
文化財保護に役立つで賞
漫画ポスターが目を引いたで賞

アカデミックデイを経ての感想

当日、木の文化に関連したクイズやちょっとした木材加工体験をブースに並べていました。

クイズに挑戦されて、なかなか苦戦されていたとある来場者からこのような言葉をいただきました。

「日本に生活していると、日本の潤沢な木の文化が当たり前となってしまって、ふと立ち止まって考えたときに、

自分がいったいどれくらい木の文化を知っているのか茫然とする。考え直すいい機会をもらいました」と。

自分たちの研究について、たくさんの質問や上のような有難いご意見をいただけて、時計台での一日はあっという間に過ぎて行きました。

このような場をいただけたことに心から感謝いたします。

フォトギャラリー

  • Facebook
  • Twitter