京都大学アカデミックデイ2017

「これは効く」ってなんだろう?(13:30-15:00)

研究者からの一言:がんと上手につきあうための研究をしています

「適度な運動」が健康にいいことはよく知られていますが、何がどう適度なのかは明らかになっていません。
「便秘予防には運動が効く」という一見ごく当たり前のようなことを明らかにした研究を紐解きながら、医療の世界で「効く」といわれるまでにはどのようなプロセスがふまれるのか解説します。

出展代表者

大学院医学研究科
 華井 明子 日本学術振興会特別研究員 DC1

参加者

大学院医学研究科
 華井 明子 日本学術振興会特別研究員 DC1
 地家 淳史 博士課程3年

来場者より

これは絶対「聞く」べきで賞
これからも研究がんばってほしい賞
民間のお医者さんっぽいで賞
実機を用いて分かりやすかったで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Rosalind Franklin : The Dark Lady of DNA

Brenda Maddox / HarperCollins

二重らせん構造発見に関わるスキャンダラスな人間模様のなかで強い意志を貫き、人生を楽しみながら真剣に研究を行い続けたフランクリンに憧れ、研究を志したいと思いました。

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

患者学のすすめ : "人間らしく生きる権利"を回復する新しいリハビリテーション

上田敏,、鶴見和子 / 藤原書店

医学のなかで、病気だけでなくその人が生きてきた生活を支援していく「リハビリ」の専門家が、患者となった社会学者と考える「患者のあり方」について書いた一冊です。 病院で「お医者さんが言うとおりにします」とは言えなくなります。

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