京都大学アカデミックデイ2017

素粒子ってなんだろう?

研究者からの一言:いろんな装置で素粒子のことを調べています!

素粒子って難しそう。
でも、本当は感じないだけで、実は私たちの身近なところに溢れかえっています。
ほら、あなたの目の前にも。

出展代表者

大学院理学研究科
 市川 温子 准教授

参加者

大学院理学研究科
 中村 和広 修士課程2年
 田中 駿祐 博士課程1年
 赤塚 駿一 博士課程1年
 森 正光 修士課程2年
 國吉 宏一郎 修士課程1年
 安留 健嗣 修士課程1年
 田島 治 准教授
神戸大学大学院理学研究科
 中村 輝石 日本学術振興会特別研究員 PD

関連URL

http://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/index.html

来場者より

素粒子って難しいと思っていたが少しわかったで賞
O2ββ見つけてね賞
とても素敵で賞
親切に色々教えてくれたで賞
分かり易く説明してくれたで賞
沢山質問してくれたで賞
少しだけ疑問が解けてありがとう賞
説明が面白かったで賞
素敵な笑顔で語ってくれたで賞
わからないけどワクワクしたで賞
熱意溢れる説明に感銘したで賞
これからもっと研究を頑張ってほしいでロマンを追い求めて欲しい賞
ダークマターもぜーんぶ見つけてほしいで賞
若くて元気があふれていたで賞

アカデミックデイを経ての感想

当日のデモンストレーション用の実験装置は、夏休みの期間をほぼ丸々使ってM1の学生(安留くん)と共同で開発しました。

メインで製作したのはM1の学生でしたが、製作過程の議論では私もいろいろと勉強させられました。

当日は無事に完成したものを展示できて安心しました。

当日は来場者だけでなく、他分野の研究者の方も興味をもって聞いてくれたことが嬉しかったです。

アカデミックデイで生まれた研究者同士の交流を、表面的なもので終わらせずに今後の研究を発展させるための原動力として活かして行きたいと思っています。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

燃えつきた反宇宙

広瀬立成 / ナツメ社

高校生のときに人生で初めて出会った素粒子の本。 素粒子の不思議な世界に引き込まれ、より深く素粒子のことを知りたいと思うようになった。

取り扱い: 京都大学図書館

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

古寺巡礼

和辻哲郎 / 岩波書店

大正時代に書かれた京都・奈良の古寺に関する印象記。和辻氏の知識量にはただただ圧倒される。 昨年は週末を使ってこの本に登場するお寺にいくつか訪れた。 平日は実験で人工的に作られた数ナノ秒という時間の信号を扱っているのに対して、週末訪れたお寺には同じく人間によって作られた千年以上前の人工物が鎮座しているということがとても印象的だった。

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

どくとるマンボウ青春記

北杜夫 / 新潮社

北杜夫氏の旧制高校時代から大学にかけてを綴ったエッセイ。 大学2年の春休みに読んで、この本からは人生観にかなり強く影響を受けた。 この本は、青年期の悩みに対する一つの答えを与えてくれたように思う。 悩み多きうら若き皆さまにはぜひ。

自分の研究に関連して紹介したい本

解析力学・量子論

須藤靖 / 東京大学出版会

物理学の基礎である解析力学と量子力学の参考書。 参考書という形を成しているが、著者の科学に対する思いや姿勢などが随所に記されており面白い。 物理学を学んだことのない人でも、前書きと後書きは為になることが書かれていると思う。

取り扱い: 京都大学図書館

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