京都大学アカデミックデイ2018

価値観と生活習慣、つながる脳

研究者からの一言:なし

あなたの価値観は生活に影響し、生活の蓄積は脳を変化させ、そして脳は価値観を形成します。私たちはこのプロセスを様々な角度から検証することで、今と未来をより良く生きるための”脳の健康”を追求しています。どうすれば価値・生活・脳を客観的に視えるのか?共に考えていきましょう。

出展代表者

大学院医学研究科
 村井 俊哉 教授

参加者

大学院医学研究科
 村井 俊哉 教授
 小林 啓 大学院3年
医学部附属病院
 藤原 広臨 助教

来場者より

興味深かったで賞
もっともっと詳しく知りたいで賞
価値観と生活習慣、つながる脳賞
研究テーマが面白かったで賞
とてもおもしろい賞
ワクワクしたで賞

アカデミックデイを経ての感想

様々な職種、年齢、国籍の方に興味を持っていただき、誠にありがとうございました。健康な生活を追求する研究グループとしては、幅広い関心を得られたことがなによりの励みになりました。未来の生活をより良いものにできるよう、これからも研究を進めてまいります!

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

若者にお勧めしたい本

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

ケヴィン・ケリー 著/ 服部 桂 訳

AI、VR、AR、ブロックチェーン、ライフログ…。この先30年で世界はどのように変わっていくのか。デバイスの発達だけではなく、科学が進化するプロセスに着目し、ダイナミックな潮流としての説得力のある未来予測を展開しています。新しい発明が新しい渇望を生み出し、それを埋める新しい発明がまた求められるサイクル。私たちが後戻りのできない未来に向かっている現実を知ります。

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

デジタル・デメンチア 子どもの思考力を奪うデジタル認知障害

マンフレッド・シュピッツァー 著/小林敏明 訳/村井俊哉 監修

デジタル・メディアは私たち自身をどのように変えていくのでしょう?この本では多くの脳科学・社会心理学のエビデンスを引用し、デジタル・メディアに囲まれた生活が子どもの認知に悪影響を与えると警鐘を鳴らしています。私たちは進化しているのか、それとも退化しているのか?客観的データを絡めた持論の展開も鮮やかで、様々に考えさせられる一冊です。

取り扱い: 京都大学図書館

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