京都大学アカデミックデイ2019

重力波物理学・天文学:創世記

研究者からの一言:重力の音に耳をすますと宇宙の理が視えてきます。

アインシュタイン最後の宿題と呼ばれ、2015年ついに初めて直接検出された重力波。私たちは、そんな重力波を使って宇宙の理を解き明かすための研究を行なっています。今回の発表では重力波とはそもそも何なのか?我々に何を教えてくれるのか?についてお話します。

出展代表者

大学院理学研究科
 田中 貴浩 教授

参加者

大学院理学研究科
 田中 貴浩 教授
 細川 隆史 准教授
 久徳 浩太郎 准教授
 山田 慧生 特定研究員
 豊内 大輔 特定研究員
 島 和宏 特定研究員
基礎物理学研究所
 Hamid HAMIDANI 特定研究員

関連URL

http://www-tap.scphys.kyoto-u.ac.jp/main.html

重力波創世記

来場者より

びっくりしたで賞
星を破壊してくれるで賞
宇宙のロマン感じたで賞
重力波っておもしろいで賞
よくわかった賞
ワクワクしたお話で賞
重力波物理学 研究への熱意が伝わってきたで賞
重力波天文学/深掘りがんばって賞
海外の研究者に負けずにがんばってほしい賞
将来が見えたで賞
説明が丁寧で分かりやすかったで賞
わかりやすかったで賞
宇宙はすごいで賞
ビックリしたで賞
合体したで賞
(アメリカの研究生)日本語が上手だったで賞
ちきゅうのなかをしらべた賞
超巨視点賞
おもしろい賞
説明が熱かったで賞
丁寧に一から説明してくれてうれしかったで賞
重力波 ぼくの話をよく聞いてくれたで賞
宇宙賞
ロマン賞
先が楽しみで賞
圧倒的スケール賞

アカデミックデイを経ての感想

本新学術領域として、去年に引き続き出展させていただきました。
多くの方にポスターに立ち寄っていただき大変嬉しく思います。
今年は去年に比べ、より具体的な研究内容についても紹介させていただきました。
はじめは来場者の方に伝わるか不安もありましたが、結果としては、やはり研究の進展がどれだけエキサイティングであったかということが、来場者の方々の反応に直結しているんだなあ、という印象を受けました。
来年に向けて、社会に発信できるインパクトのある研究成果を生み出していきたいという思いを新たにする良い機会となりました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

学研の図鑑 宇宙

学研の図鑑 宇宙 / 学研マーケティング

宇宙すげー,ロケット格好良いなあ.小学校の理科の授業での太陽観測と合わせて,非常に刺激になった.天文ガイド(誠文堂新光社)を買うようになり,下手な天体写真を撮るようになった.

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

科学者という仕事

酒井邦嘉 / 中央公論新社

研究者や業界について様々なことが書いてあり,研究者を目指す人にお勧めしたい本.今でも定期的に読み返す.

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

深化する一般相対論

田中貴浩 / 丸善出版

重力波の直接検出を始め一般相対論誕生から様々な研究の発展や今後の展望がまとめられている

取り扱い: 京都大学図書館

重力波の源

柴田大、久徳浩太郎 / 朝倉書店

重力波観測によって近い将来検証し得る様々な天体現象について, 最新の理論研究に基づいて紹介されている。

取り扱い: 京都大学図書館

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