京都大学アカデミックデイ2019

脳を読み取り、脳を活かす

研究者からの一言:脳の機能回復の謎に迫ります

事故や病気などで脳やその他の神経が傷つくと思った通りに身体を動かせなくなってしまいます。私達の研究では、神経が傷ついて身体が動かせなくなったときにどのようなメカニズムで脳の機能が回復するのかを明らかにすることで、もう一度運動機能を回復できるように手助けできることを目指しています。

出展代表者

大学院医学研究科/高等研究院(ASHBi)
 伊佐 正 教授
白眉センター(大学院医学研究科)
 武井 智彦 特定准教授

参加者

大学院医学研究科/高等研究院(ASHBi)
 伊佐 正 教授
大学院医学研究科
 笠井 昌俊 助教
 Chih-Yang Chen 研究員
 徳岡 広太 博士課程
 Wajd Amly 博士課程
 上野 里子 博士課程
 Yunqing Song 修士課程
 伊佐 かおる 特定職員
白眉センター(大学院医学研究科)
 武井 智彦 特定准教授
高等研究院
 山口 玲欧奈 特定助教

関連URL

https://nscinbiol.med.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

デモが面白かった賞
脳を読みとり楽しかったde賞
技術を医療に応用し役立ててもらいたいで賞
体験が楽しかったで賞
わくわくしたで賞
夢があるで賞
エキサイティング賞
研究をがんばってほしいで賞
一生懸命説明をしてくださったで賞
わかりやすかったで賞
アメちゃんつかみ賞
何回もアメありがとうございました賞
腕の筋肉の電気信号が役に立ったで賞
はやく実用化して欲しいで賞
今日一番感動させてくれたで賞
チャンス賞
ワクワクしたで賞
たくさんの方を助けてね!!賞
これからの研究にも期待するで賞
おもしろかったで賞
社会に役立ててほしいで賞
一番良い体験ができたで賞
これからも研究を頑張ってほしいで賞
チョコレートくれてありがとう賞
これからも研究をがんばってほしいで賞
手助け出来て欲しいで賞
普通はできないことをさせてくれたで賞
今後医療で活やくするで賞

アカデミックデイを経ての感想

様々な方々と直接研究のお話をさせていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。
また来場者の皆様のアンケートの結果、アカデミックデイ大賞いただき大変光栄に存じております。
これからも「なぜ?」「面白い!」を大切にして研究を行っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

認知哲学―脳科学から心の哲学へ

ポール・M・チャーチランド / 産業図書

「脳はどうやってものを物を見ているの?」「体を動かすにはどんな神経回路が必要なの?」難しい問題にもかかわらず、シンプルな神経ネットワークモデルを用いてとてもわかり易く解説している。すでに20年前の発刊であるが、今流行りのAIにもつながる内容であり、今こそみんなに読んでもらいたい一冊である(医学研究科・武井)。

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

計算論的神経科学: 脳の運動制御・感覚処理機構の理論的理解へ

田中宏和 / 森北出版

出来上がった学問があるから教科書ができるのではなく、知を体系的にまとめたバイブル的教科書ができることで学問が生まれるものだと思っています。この教科書は運動制御の神経科学研究について計算理論からそのハードウェアまで現時点での最新の知見が体系的にまとめられています。これから運動制御の神経科学研究を始める人はもちろん、現役研究者でもう一度体系的に学びたい人にとって必読の書です。(医学研究科・武井)

取り扱い: 京都大学図書館

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