京都大学アカデミックデイズ2021

がんばれば見えてくる!細胞のキモチ

研究者からの一言:画像に魅せられて研究室に入った人、多いです。

人間の体は、およそ60兆個の細胞でできています。そのひとつひとつは、いったい何を考えているのでしょうか?それぞれがおかれている状況は様々です。外敵と戦わなくてはならない細胞、分裂して増殖したい細胞、どこかに向かって動きたい細胞・・・
耳をすましても彼らの声は聞こえませんが、ライブイメージングという研究なら、少しは彼らのキモチが「見える」かも!?
カラフルな画像を見ながら一緒に考えてみましょう。

開催日時

2021年9月8日(水)19:00~20:00
※ 対話参加者は19:00〜20:45までです。

対話研究者

生命科学研究科・特定助教
平塚 徹

対話したいこと

「見る」ということは不思議なものです。見えると安心したり、納得がいったりします。でも、同じ現象でも人によって見え方はさまざまです。
普段は絶対的な客観性が求められる科学の世界ですが、この対話では自由な発想に基づいてカジュアルに話ができればと思います。

対話参加者

募集は締め切りました。(8月23日(月)24:00〆切)

リスナー

募集は締め切りました。(9月7日(火)24:00〆切)

関連URL

http://www.fret.lif.kyoto-u.ac.jp/

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Neuroscience 3rd Edition

Dale Purves/Sinauer Associates Inc

大学で初めて通読した英語の教科書かもしれません。分厚いですが、高校までの教科書と違い、研究者目線で書かれた内容で気楽に読め、刺激を受けました。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

哲学講義

ポールフルキエ/筑摩書房

フランスの高等学校哲学科の教科書です。仕事内容と離れた本を読もうと思ったのですが、高度な論理展開には学ぶことが多く、役に立ってます。

若者にお勧めしたい本

うつくしすぎる自然博物

ベン・ホアー/主婦の友社

単純に何かを美しいと思える感性は心を豊かにしてくれます。元の英語版 The Wonders of Nature もとてもきれいです。これに限らず、図鑑を眺めることはおすすめです。

自分の研究に関連して紹介したい本

ImageJではじめる生物画像解析

三浦耕太、塚田祐基/学研メディカル秀潤社

ImageJは研究で非常によく使われる画像解析ソフトですが、無料でだれでも使え、オープンソースです。プログラミングを学ぶのにも楽しいかもしれません。

ご質問への回答

イベント時にご要望の多かった、「自分の質問への答えが聞きたかった!」との声にお応えし、平塚先生から回答をいただきました。
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