「京都大学アカデミックデイ」とは

「京都大学アカデミックデイ」は、市民や研究者、文系、理系を問わず、誰もが学問の楽しさ・魅力に気付くことができる「対話」の場となることを目指している企画です。年に一度、100名以上の研究者が一堂に会します。これは、国民と科学・技術に関わる本学の研究者が直接対話することで、本学の研究活動をわかりやすく説明するともに、国民の声を本学における研究活動に反映させることを1つの目的として始めた取り組みです。

当日の様子

「京都大学アカデミックデイ」の作り方

「京都大学アカデミックデイ」は、京都大学による「国民との科学・技術対話」※事業の一環として実施しています。ここでは、対話を促進させる仕掛け作りにも積極的に取り組んでいます。企画のデザインや運営は学術研究支援室(URA室)及び研究推進部研究推進課、そして京都大学の教職員からなる「国民との科学・技術対話」ワーキンググループが共同でおこなっています。学術研究支援室(URA室)では、来場者の方へのアンケート調査も実施しています。どのような来場者が訪れたのかを把握するとともに、各出展ブースに対するコメントを受け、それを各研究者にフィードバックをすることで、今後の対話活動をよりよいものにすることを目指しています。

※内閣府「国民との科学・技術対話」(http://www8.cao.go.jp/cstp/stsonota/taiwa/

総長からのメッセージ

山極壽一総長

京都大学アカデミックデイにご来場のみなさまへ

京都大学は創立以来、対話を根幹とした自由の学風のもと創造の精神を涵養し、高等教育と先端的学術研究を推進してまいりました。情報技術が目覚しく発展し、世界の情勢が急激に激動するなか、京都大学は地球社会の調和ある共存を目標にして多元的な課題の解決に果敢に挑戦しております。そのために私は、京都大学を世界や社会へ通じるための「窓」として位置づけ、新しい時代の要請に応えていこうと思います。窓、すなわちWINDOWにちなんで、次のような方針を掲げています。Wild and Wise(野生的で賢い学生を育てる)、International and Innovative(国際的で革新的な能力を重視する)、Natural and Noble(自然に学び、高潔な人格を育てる)、Diverse and Dynamic(多様で変化に満ちた世界を理解する)、Original and Optimistic(独創性を明るい気分とともに育てる)、Women and Wish(女性が輝く、希望に満ちた環境を作る)、という計画です。そして、京都大学の学術研究の成果を市民に還元するとともに、市民の理解と支持を得て、共に学術研究を推進していこうと考えています。

京都大学アカデミックデイは、みなさまと京都大学の研究者とが直接対話をする場として企画をしたものです。学術研究の成果だけでなく、研究が営まれているさまや、同じ1人の人間としての研究者を知っていただく機会になればと思っています。そしてこの機会に是非、研究者に疑問をなげかけてください。みなさまとの対話は、研究者にとって自らの研究の社会の中の位置づけや課題を捉え直す機会となります。そして、成果還元の可能性や新たな活躍の場が広がって行きます。

この対話の場である京都大学アカデミックデイが、みなさまと共に我が国の学術研究を育む場になることを期待しています。

京都大学総長 山極壽一

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