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Acceptable Intelligence with Responsibility(AIR):人工知能が浸透する社会を考える

人工知能の社会実装の流れが加速するなか、今後生じるだろう課題や制度設計について、人工知能研究者と人文・社会科学研究者が新しい価値観の創出を目指し対話を行っています。

最終更新:2016年11月22日

人工知能技術は社会への浸透を急速に深めていく様相を呈しています。GoogleGlass等のウェアラブルデバイスが普及に向けた第一歩を踏み出し、自律的に走行・飛行するロボットカーやマルチコプターが続々登場し、またエンターテイメントの分野でもWatsonが人間を超える能力を示し、卓越した囲碁プレイヤーも生み出されようとします。このような社会状況、技術動向からも、様々な知能技術と社会の関係について改めて考えざるを得ない状況になってきています。 本ネットワークは、人工知能と社会の相互作用や社会像について議論することを目的とした分野横断的な組織であり、学内外の人工知能研究者と人文・社会学研究者の対話のプラットフォームを提供することを目指しています。

代表者

写真:Acceptable Intelligence with Responsibility(AIR):人工知能が浸透する社会を考える

秋谷 直矩(京都大学・物質-細胞統合システム拠点)

江間 有沙(京都大学・白眉センター)

服部 宏充(立命館大学・情報理工学部)

メンバー

秋谷 直矩(京都大学・物質-細胞統合システム拠点)
市瀬 龍太郎(国立情報学研究所)
江間 有沙(京都大学・白眉センター)
大澤 博隆(筑波大学・システム情報系)
大家 慎也(神戸大学・人文学研究科)
神崎 宣次(滋賀大学・教育学部)
久木田 水生(名古屋大学大学院・情報科学研究科)
田中 幹人(早稲田大学・政治経済学術院)
服部 宏充(立命館大学・情報理工学部)
本田 康二郎(金沢医科大学・一般教育機構)
宮野 公樹(京都大学・学際融合教育研究推進センター)
八代 嘉美(京都大学・iPS細胞研究所)
山下 倫央(産業技術総合研究所・サービス工学研究センター)
(五十音順)

主な活動場所 不特定(主に京都大学キャンパス内)
関連情報

研究グループのホームページ

http:/web4ais.wpblog.jp/

活動情報

終了

人工知能技術が浸透する社会


日時

2014/09/12


会場

京都大学iCeMS 本館 2 階


メンバー

秋谷 直矩(京都大学・物質-細胞統合システム拠点)
市瀬 龍太郎(国立情報学研究所)
江間 有沙(京都大学・白眉センター)
大澤 博隆(筑波大学・システム情報系)
大家 慎也(神戸大学・人文学研究科)
神崎 宣次(滋賀大学・教育学部)
久木田 水生(名古屋大学大学院・情報科学研究科)
服部 宏充(立命館大学・情報理工学部)
本田 康二郎(金沢医科大学・一般教育機構)
八代 嘉美(京都大学・iPS細胞研究所)
山下 倫央(産業技術総合研究所・サービス工学研究センター)


ワークショップ概要

本企画では人工知能技術と社会について、多様な立場の方々からの意見を集め、知能技術が社会的な受容性を得るためにどのような事に留意すべきか、人間・AI 融合時代の社会の制度や倫理等のテーマについて議論するネットワークを生成する。すでに人工知能学会研究者・応用哲学/倫理研究者・社会学系研究者数名のネットワークは形成されている。そのネットワークを継続させ、さらに拡大していくことを目的として、今年度中に 3 回の「人工知能技術が浸透する社会」を考える異分野融合ワークショップ/シンポジウムを開催する。メーリングリストやHPを作成し、企画ごとにコアメンバーを増やしていく予定である。

第1回は当問題意識についての、専門家がいない現在、まずは現状を把握するために、AI研究の共通アジェンダとは何なのか、またAI研究者が社会との接点についてどのように考えているのか、あるいは考えてこなかったのかについて議論する。そのため、AI研究者と非AI研究者(社会学や倫理学など)の小グループでワークショップを行う。


 

開催報告

ワークショップで得たもの

第1回は人工知能研究者4名と、応用倫理・哲学者5名、そして科学技術コミュニケーションの研究者3名が集まり、人間と人工知能が融合する近未来の社会的課題について考えることの重要性と、それに対する知恵を議論するための知のネットワークを形成したいという、このワークショップの目的が共有されました。

2014年11月には「科学技術社会論学会」にて第2回ワークショップを、さらに2015年2月には京都大学白眉センターにて第3回ワークショップを開催するなど、支援を受けた2014年9月の第1回立ち上げワークショップをきっかけとして、人的ネットワークが形成されました。

 

今後の展望

2015年度にはメンバー各々の所属学会において、共同でワークショップやOSを企画するなど、人口知能と社会について考える一拠点としての役割を担いたいと考えています。

 

ワークショップを開催しての感想・メッセージ

人口知能について、研究者がどのような共通アジェンダを持っているか、どのような社会課題に直面しているかなどに関しては、多数な意見が展開されました。時には意見が対立し、まだ埋められないギャップがあるということも再確認されました。しかし、一方で対話を通して、新しい技術設計や倫理基準、価値観を今、このタイミングで講演を通して構築していく必要があるとの意見は一致し、今後もこの「知のネットワーク」を継続していくための礎となったワークショップでした。

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