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カポエィラ・アンゴーラ国際交流プロジェクト 「ジンガ・インズィンガ Ginga Nzinga」

躍動する身体、ブラジルの伝統芸能。アフリカン・ディアスポラから生まれた、音楽、戦い、踊り。講演とワークショップを通した、身体性の再解釈。

最終更新:2017年2月20日

世界各国で盛んに行われるブラジルの伝統芸能カポエィラを通して、女性や人種等を巡る人権の問題を考えることを目的とする。その際、人権を考える上で重要な要素である「身体」にも目を向け、身体を通してどのように不公平に対する「抵抗」と「解放」を実現し得るのかを考える。 方法としては、ワークショップを通してカポエィラを実践的に学び、講演を通して考察、議論の場を持つ。カポエィラの実践を例に、それが自己のアイデンティティのみならず所属する共同体/コミュニティのアイデンティティの再獲得と再評価にどのように繋がっていくのかを考察する。

代表者

写真:カポエィラ・アンゴーラ国際交流プロジェクト 「ジンガ・インズィンガ Ginga Nzinga」

アンドレア百合フロレス漆間
京都大学地域研究統合情報センター・研究員
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/staff/andrea.php
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/library/essay/

都留江美里
京都大学大学院人間環境学研究・後期博土課程

メンバー

アンドレア・フロレス・ウルシマ(京都大学地域研究統合情報センター・研究員)
都留江美里(京都大学大学院人間環境学研究・後期博土課程)
王柳蘭(京都大学白眉プロジェクト・准教授)
福田宏(京都大学地域研究統合情報センター・助教)
荒川幸祐(NPOグルーポ・インズィンガ・委員)
永井佳子(NPOグルーポ・インズィンガ・委員)
ホザンジェラ・コスタ・アラウージョ(バイーア国立大学教育学部・准教授/ NPOグルーポ・インズィンガ・師範)
パウラ・バヘット(バイーア国立大学社会学部・准教授/ NPOグルーポ・インズィンガ・師範)
パウロ・バヘット(NPOグルーポ・インズィンガ、サルヴァドール支部長)
輪島裕介(大阪大学文学部文学研究科・准教授)
ウスビ・サコ(京都精華大学人文学部長・教授)
宇野邦一(立教大学現代心理学部名誉教授)

連絡先

代表者:アンドレア百合フロレス漆間(京都大学地域研究統合情報センター)

住所 :〒606-8501京都市左京区吉田下阿達町46、京都大学地域研究統合情報センター

mail : andurush[a]cias.kyoto-u.ac.jp

関連情報

http://nzingafotos.tumblr.com/

活動情報

終了
写真:「抵抗と解放の身体――ブラジル伝統 芸能『カポエイラ』による対話と実践」

「抵抗と解放の身体――ブラジル伝統 芸能『カポエイラ』による対話と実践」


日時

2014年9月12日 〜 14日


会場

京都大学ー稲盛財団記念館 (中庭・大会議室)・東山いきいき市民活動センター


メンバー

アンドレア・フロレス・ウルシマ(京都大学地域研究統合情報センター・研究員)
都留江美里(京都大学・後期博士課程)
王柳蘭(京都大学白眉プロジェクト・准教授)
福田宏(京都大学地域研究統合情報センター・助教)
荒川幸祐(NPOグルーポ・インズィンガ・委員)
永井佳子(NPOグルーポ・インズィンガ・委員)
ホザンジェラ・コスタ・アラウージョ(バイーア国立大学教育学部・准教授/ NPOグルーポ・インズィンガ・師範)
パウラ・バヘット(バイーア国立大学社会学部・准教授/ NPOグルーポ・インズィンガ・師範)
パウロ・バヘット(NPOグルーポ・インズィンガ、サルヴァドール支部長)
輪島裕介(大阪大学文学部文学研究科・准教授)
ウスビ・サコ(京都精華大学人文学部長・教授)
宇野邦一(立教大学現代心理学部名誉教授)


ワークショップ概要

京都のシンポジウムは、『カポエイラ・アンゴラ国際交流イベント2014』(2014 年9 月5日~ 14 日)の一部として実施されています。プログラム全体としては、カポエイラを実践的に学ぶワークショップを計5 回、カポエイラの歴史や社会的役割を考察するシンポジウムを東京と京都でそれぞれ開催し、合計で340 名
の参加者となりました。

開催報告

今後の展望

本企画で、日本で初めて大々的にカポエィラが学術的に取り上げられることとなりました。様々な分野の専門家が集まり、議論する機会となったが、今後は今回の企画を礎に、議論を更に発展させる必要があります。そこから、生活の中での不公平の改善や、より人々が対等な社会を以下に構築していくかを、より具体的に考えていきたい。来年度には企画の結果を出版する予定であります。

ワークショップを開催しての感想・メッセージ

For the organization of this event it was really difficult to find counterparts from varied disciplinary background willing to join in the discussion. We tried to contact specialists from African studies, Sport studies, and Aikido. The reactions varied from an absence of response to the subtle suggestion that Capoeira was not directly related to Africa or that it was not representative of a sport. For the future organization of similar events, I think it would be really interesting to collaborate with specialists from medicine, biologists, or even primatologists. This would eventually contrast some specific cultural traits of the use and perception of the body, closed linked to gender and race, with the understanding of the body as a bio-physiological or natural component of the environment. In any case, it became apparent from the organization of this event that breaking apart with traditional disciplinary frames is still a difficult challenge that requires a lot of effort and preparation.

ワークショップで得たもの

京都で開催された本シンポジウムでは、アフリカや日本も交えたグローバルな視点からカポエイラについて分析が行われました。また、3 名の討論者より、フランツ・ファノンに関連するポスト・コロニアル論、ジル・ドゥルーズのマイノリティ論、越境による文化の接触・変容といった様々な視点が提示され、活発な議論が展開されました。本シンポジウムの前後には、聴衆も交えた形でカポエイラが実践されていますした。

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