Research Platform
分野横断プラットフォーム

科学コミュニケーションツール研究会

科学技術と社会の問題に取り組めるゲーミング教材や手法を創り出したいと考えています

健康日本21などの生活習慣病予防への取り組みや、科学的知見に基づく健康指導があります。しかし、現実には食生活、運動、睡眠など日々の生活習慣は、科学的知識や合理的選択に基づかず、仕事や家庭、友人などの人間関係や社会的ジレンマのなかで「何とか」「やりくり」されています。「分かっているけど、やめられない」「それができたら苦労はしない」「何とかなってるからいいじゃない」。その「やりくり」に潜む価値観の違いや個人的なこだわりを、議論する場はあるでしょうか。 NPO法人市民科学研究室の科学コミュニケーションツール研究会は、生活習慣の改善という「正解の見えている結果へ近づける」方法ではなく、「いかに人々が日常生活をやりくりしているか」というジレンマ状況に着目した新しいアプローチ法を考えてみたいと思い、生活習慣のジレンマ(板ばさみ)について話し合うための対面型交渉ゲーム、「ネゴシエート・バトル」を開発しました。

代表者上田昌文・NPO法人市民科学研究室・代表理事
HP:http://www.shiminkagaku.org/
メンバー上田昌文・NPO法人市民科学研究室・代表理事
江間有沙・京都大学白眉センター・特定助教
菱山玲子・早稲田大学理工学術院・准教授
日比野愛子・弘前大学人文学部・講師
連絡先江間有沙・京都大学白眉センター
関連情報NPO法人市民科学研究室HP:http://www.shiminkagaku.org/
NPO法人市民科学研究室Facebook:https://www.facebook.com/shiminkagaku
ネゴシエート・バトルHP:http://negobato.hotcom-web.com/wordpress/
主な活動場所NPO法人市民科学研究室(東京都文京区)
http://www.shiminkagaku.org/map.html

メッセージ

「たのしみながら学ぶ」だけではなく 「問題の複雑さを複雑なまま疑似体験する」などゲームの教材になりそうなものは、科学・技術・社会の間に色々と転がっていると思います。
健康指導や生活習慣予防のためのゲーミング教材を使うことで、一方向の指導や教育ではない双方向の議論や学びが生じるのではないかと考えています。

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