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ミャンマーにおける持続可能な水資源開発と水の安全保障に関する国際共同研究

研究スローガン

観測データの不十分な河川流域で水文予測を実現する。

キーワード

水文学、水循環、水資源、洪水、渇水

研究背景、目的及び成果の要約

適切な流域開発と水資源管理のためには、降水や河川流量の長期間の水文観測に基づいて合理的な河川計画を立てることが必要です。ミャンマーの河川流域では降雨や河川水位などの観測網の整備が不十分であり、そうした中で地球温暖化による気候変化の影響が懸念されています。観測が不十分な流域で水文予測の精度向上を目的として、ミャンマーの研究者とともにフラッシュフラッドの予測研究を実施しました。

今後の展望

水文気象観測が不十分な河川流域での水文予測の精度向上を目指し、地球温暖化が河川流域での水資源に及ぼす影響を予測する。

関連写真・図

洪水期のイラワジ川
インドシナ半島の河川流量予測
ヤンゴン工科大学での研究セミナー

代表者情報

立川康人

・代表者氏名:立川康人
・所属部局名:工学研究科社会基盤工学専攻
・自己紹介:洪水被害の軽減や水資源管理のために、水文予測・洪水予測をテーマとして研究開発を進めています。
・関連URL:http://hywr.kuciv.kyoto-u.ac.jp/