Research Support
SPIRITS

霊長類バイオリソースの国際共同利用研究拠点化にむけた学際チーム研究の推進「霊長類試資料共同利用研究国際ネットワーク拠点」

研究スローガン

資試料の利用を促進し国際共同利用研究の拡充を推進!

キーワード

霊長類の資試料、共同利用研究、研究ネットワーク強化、データベース、国際化

研究背景、目的及び成果の要約

霊長類研究所には、約半世紀にわたって収集したDNA、細胞、骨格などの資試料が数万点蓄積されています。これらを国際的に有効活用することにより、ヒトの進化や霊長類の環境適応等について、より先端的な研究が広がると期待されます。本プロジェクトでは、これらの資試料を整理し、より使いやすくするために環境整備を行ってきました。その結果、海外を含む多くの研究者がこれらの資試料を活用し、今後の発展に繋がる興味深い成果をあげることができました。

今後の展望

個別に整備した資試料データベースを統合し、より使いやすい資試料管理システムを構築すると共に、専門職員が常駐して研究を支援できる体制を作りたい。

関連写真・図

DNA二重鎖
チンパンジーiPS細胞
ニホンザルの早老症モデル

代表者情報

平井啓久

・代表者氏名:平井啓久
・所属部局名:霊長類研究所
・自己紹介:九州大農学研究科および国立遺伝研特別研究生、熊本大医学部助手、ニューヨーク州立大医学部博士研究員、京都大霊長類研究所助手・助教授・教授(現所長)、研究テーマ:「霊長類の染色体進化」、趣味:木工細工、エクステリア等。
・関連URL:http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/sections/molecular_biology/member/hirai.html