生物界に通底する「安定化機構」の解明とその利用に向けた学際的研究

研究スローガン

生態学・微生物学・情報学をつないで微生物生態系の動態を探る

キーワード

共生、微生物、生態系、ネットワーク

研究背景および目的

近年、大量にDNA配列を解読できる次世代シーケンサーの登場により,人間を取り巻く環境に生息する微生物の種組成を大規模に解明できるようになった。本プロジェクトでは、この大規模データを微生物生態系の挙動の理解に結びつけることを目指し、微生物学と理論生態学およびゲノム生物学の垣根を超えた大規模分野融合研究を進める。

成果の要約

生態学、微生物学、情報学の若手研究者が集まる研究会を立ち上げ、活発に共同研究の計画を練る体制を整えた。また、科学技術振興機構(JST)のさきがけ課題として植物共生微生物叢に関するプロジェクトが採択された。

今後の展望

JSTさきがけ採択課題として、植物体内に共生する多様な真菌・細菌類で構成される微生物叢の構造を解明し、その動態をネットワーク科学の観点から考察する。

関連写真・図

植物と共生真菌で構成される地下のネットワーク構造(Science Advances 1: e1500291)
植物と共生真菌で構成される地下のネットワーク構造(Science Advances 1: e1500291)

代表者情報

東樹宏和

・代表者氏名:東樹宏和
・所属部局名:人間・環境学研究科
・自己紹介:京都大学生態学研究センター准教授。博士(理学)。京都大学理学部を卒業後、九州大学理学研究府博士過程、日本学術振興会特別研究員(SPD)、京都大学白眉センター特定助教、京都大学人間・環境学研究科助教等を経て現職。専門は生態学、進化生物学、生物多様性科学。
・関連URL:http://sites.google.com/site/ecoltj/home/jpnpage