京都大学アカデミックデイ2016

iPS細胞技術による血小板製剤の開発

研究者からの一言:iPS細胞から輸血できる血小板を製造しています。

出血を止めてくれる血小板は巨核球細胞からできます。私たちはiPS細胞から無限に増殖する巨核球を作って血小板を製造し、誰もが安心していつでもこの血小板の輸血を受けられることを目指しています。

出展代表者

iPS細胞研究所
 杉本 直志 特定拠点助教

参加者

iPS細胞研究所
 杉本 直志 特定拠点助教

関連URL

http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/eto/

来場者より

献血賞
説明が分かりやすかったで賞
説明上手でしたで賞
人類のために頑張ってください賞
応援したくなったで賞
これから楽しみで賞
たくさん答えてくれたで賞
がんばってください賞
臨床応用に期待で賞
今後も期待しますで賞
今知りたかったで賞
興味深かったで賞

アカデミックデイを経ての感想

当日は結構雨脚が強い中にもかかわらず多くの人で賑わっていて、みなさんがとても興味を持たれていることを実感しました。

そういう方達と、直にいろんな話をできるのは楽しかったですし、どのように興味を持たれているのかというのを知るのも良い経験でした。

その結果、自分たちの研究の良さを再認識できました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

優雅な留学が最高の復讐である

島岡要 / 医歯薬出版

留学を題材にして、人生設計の考え方を示してくれる良本でした。

取り扱い: 京都大学図書館

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

村上春樹、河合隼雄に会いに行く

村上春樹、河合隼雄 / 岩波書店

心理学と村上春樹の本についてわかった様な気に成るお得な本でした。生物学の実験も、心理学の実験も、小説も同じことなんだと理解しました。どれも極端な状況をつくることで、本質をあぶり出していくということであると。

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

天才! 成功する人々の法則

マルコム・グラッドウェル / 講談社

原題はOutliersといい、並外れた人たちが生まれた環境背景がこれでもかと例示されます。才能と努力はし環境要素は見逃されがちですが、読むまで気づかなかった環境要素の様々な例は、子育上でのヒントになると感じます。

自分の研究に関連して紹介したい本

幹細胞

日本再生医療学会 監修 / 朝倉書店

iPS細胞を含め、幹細胞の生物学から、再生医療まで網羅された充実した書籍です。

取り扱い: 京都大学図書館

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