京都大学アカデミックデイ2017

21世紀によみがえる魔女たち

研究者からの一言:魔女に関心がある方は、ぜひ参加してください。

欧米で急速に拡大しているペイガニズムは、キリスト教到来以前のヨーロッパにおける多神教・自然崇拝の信仰の復興で、魔女術がもっとも知られる。
その概要と拡大の背景をイギリスを中心に説明し、日本の状況についても触れたい。

出展代表者

人文科学研究所
 河西 瑛里子 非常勤研究員

参加者

人文科学研究所
 河西 瑛里子 非常勤研究員

来場者より

興味をそそられるで賞
異色研究賞
わくわくしました賞
魔女になりたいで賞
面白い題名だったで賞
世界の奥深さが垣間見えるで賞
日本に魔女は居るの賞

アカデミックデイを経ての感想

「ペイガニズム」って何だろう? 「魔女術」って何だろう? 「女神運動」って何だろう?

頭の中にある漠然としたイメージを、シンプルに言語化する良い機会となりました。

「こういう文科系の話、けっこう好きなんです!」

そんな風に言ってくれた方が、何人もいたことは、素直に励みになりました。

文字とグラフィックの力ってすごい!

ポスターを前にして話すと、説明しやすいことに気づきました。

そして改めて、研究というのは、来場者のように関心を持ってくださる方々、URA室のように支えてくださる方々がいて、成り立つものだと実感しました。ありがとうございました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

聖魔女術 : 大いなる女神宗教の復活

スターホーク / 国書刊行会

修士課程入学後すぐ、指導教官の講義で現代に魔女術をよみがえらせている人々のDVDをみました。 その中に、現代の魔女界のスターとして知られるスターホークが登場していて、手に取ったのが本書です。 原著の初版は1979年になりますが、現代の魔女術について、当事者の視点から丁寧に説明され、エクササイズも豊富です。 今でも魔女たちに大人気の一冊です。

女神 : 聖と性の人類学

田中雅一 編 / 平凡社

魔女術に影響を受けたフェミニストが始めた信仰に、女神運動があります。 本書には、その実践者が率いる女神の聖地ツアーへの参加をもとに執筆された論文が所収されています。 それ以外の論文も、様々な視点から女神について志向を巡らせており、女性の神的存在とは何か、考えさせられます。

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

鏡リュウジの魔女と魔法学

鏡リュウジ / 説話社

学術書ではありませんが、現代の魔女術について、手軽に読める一冊です。 本書の筆者は、占星術師として知られていますが、若かりし頃、ロンドンで魔女たちと交流しており、その体験をもとに、現代の状況も付け加えて、書かれています。 学術書も含めた参考文献も豊富です。

グラストンベリーの女神たち

河西瑛里子 / 法蔵館

発表者はイギリスのグラストンベリーという町において、魔女術や女神運動をはじめとした、様々な信仰に携わる人たちを調査してきました。 その博士論文をもとにした書籍です。

取り扱い: 京都大学図書館

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