京都大学アカデミックデイ2019

元素戦略プロジェクト

研究者からの一言:希少元素をできるだけ使わない材料の研究をしています

「元素戦略」耳慣れないことばだと思いますが、今、世界中から注目されているプロジェクトです。京都大学では2つの研究拠点を設置し、産官学が密接に連携して研究を行っています。その取組みについてお話します。

出展代表者

学際融合教育研究推進センター
 田中 庸裕 教授/田中 功 教授

参加者

学際融合教育研究推進センター 触媒・電池ユニット
 大谷 裕子 特定助教
 太田 浩二 特任教授
 細川 三郎 特定准教授
 朝倉 博行 特定助教
学際融合教育研究推進センター 構造材料ユニット
 落合 庄治郎 特任教授
 川口 利奈 特任准教授
学術研究支援室
 橋爪 寛 リサーチ・アドミニストレーター
大学院人間・環境学研究科
 吉田 寿雄 教授
 山本 旭 助教

関連URL

http://www.esicb.kyoto-u.ac.jp/

http://esism.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

これからも研究頑張ってほしいで賞
希少メタルなくてもいけるで賞
文部科学賞
これからも研究を頑張ってほしいで賞

アカデミックデイを経ての感想

・本出展は他と比べて内容がやや専門的であったにもかかわらず、複数人の高校生が話を聞きにきてくれたことは印象的だった。物理や化学の授業は受けてはいるものの、最新のサイエンスについては情報も少ないようで、数値シミュレーションを使った材料科学など、驚きを持って聞いてもらえた。やや難解に思える内容であっても、気軽に聞いてみようかなと思える雰囲気づくりは、アカデミックデイの良いところのひとつだと思う。
・来場者の方々が高い知的好奇心を持っておられ、出展前に想像していたよりも、熱心に話を聞いていただけた。専門外の方にも、プロジェクトの目標に共感し、今後に期待していただいているという実感を得ることができた。
・2019年は、ドミトリ・メンデレーフが元素の周期律を発見してから150周年の記念すべき年。この記念にアカデミックデイで「元素戦略プロジェクト」を発表でき、文科省作成の周期表を皆さんに示せたのは、良い機会をいただけたと思う。プロジェクトの発表では、今年は中学生・高校生も多かったので、更にわかりやすい展示を考えたい。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

元素戦略

中山智弘 / ダイヤモンド社

元素戦略プロジェクトのプログラムオフィサーが著した本で、「元素戦略」のねらいがよくわかる。

取り扱い: 京都大学図書館

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