京都大学アカデミックデイ2019

テロメアから考える細胞のがん化

研究者からの一言:「科学者」ってどんなイメージですか?

生命の設計図である染色体DNAはヒモのようなもので、その端は「テロメア」によって守られています。テロメアが失われると、染色体の端と端が融合して異常を引き起こし、ひいてはガン化を誘導してしまいます。我々は、染色体融合を「可視化」する技術を開発し、融合を持った細胞の運命を直接見ることで解析しています。

出展代表者

白眉センター(大学院生命科学研究科)
 林 眞理 特定助教

参加者

白眉センター(大学院生命科学研究科)
 林 眞理 特定助教

来場者より

とても興味深いで賞
わかりやすく説明してくれてありがとうで賞
私が生きている間にノーベル賞取ってね賞
そうだったのか!!賞
思いついた事を確かめていくのは面白そうですね賞
ノーベル賞いつかとるで賞
なるほどと思った賞
心の底から研究を楽しんでいるで賞
基礎からわかりやすく説明してくれた賞
何度も説明してくれたで賞
すごい面白く詳しく教えてくれたで賞
楽しく教えてくれたで賞
分かりやすかったで賞
映像でわかりやすく説明してくれたで賞
テロメア これからも研究をがんばってほしいで賞

アカデミックデイを経ての感想

今回初めて出展させていただきました。一人で発表したので、お昼を食べる暇もないほど忙しかったですが、沢山の方々に来ていただいてとても楽しかったです。
自分の研究内容をいかに分かりやすく人に伝えるかについて、よい勉強になりました。精進を続けたいと思います。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

The Answer

鈴木 剛介 / 角川書店

自分は名前が「眞理」なので、昔から真理について考えるのが好きなのですが、この本を大学生の頃読んで、自分の真理観、世界観は大きく変わりました。今でもこの本の世界観から抜け出せません。。研究をやるきっかけになったというよりは、真理について、物事の本質について、考え続けるきっかけになった本です。

取り扱い: 京都大学図書館

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済学教室 [戦略編]

中野 剛志 / ベストセラーズ

まずは前作の[基礎知識編]を読むほうがわかりやすいかと思います。お金や経済について、テレビや財務省とは違う見解を与えてくれます。私にはこの本の内容のほうが正しく思えますが、ぜひ、経済について考えるきっかけとして読むことをお勧めします。研究費をめぐる財務省と大学のやりとりが不毛なものに思えてきます。

取り扱い: 京都大学図書館

目からウロコが落ちる 奇跡の経済学教室 [基礎知識編]

中野 剛志 / ベストセラーズ

お金や経済について、テレビや財務省とは違う見解を与えてくれます。私にはこの本の内容のほうが正しく思えますが、ぜひ、経済について考えるきっかけとして読むことをお勧めします。研究費をめぐる財務省と大学のやりとりが不毛なものに思えてきます。興味がわいたら[戦略編]も是非。

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

ホモ・デウス(上)

ユヴァル・ノア・ハラリ(著)柴田裕之(訳) / 河出書房新社

過去から未来まで全てのことが繋がっているという感覚を与えてくれる名著だと思います。上下巻、結構な分量ですが途中で止められず一気に読んでしまいました。若いうちに読んでおくと世界観が広がるような気がします。

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ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環 20周年記念版

ダグラス・R・ホフスタッター 野崎昭弘(訳) / 白揚社

大学生の頃、図書館で見つけて、ちょうどエッシャーにはまっていたので読み始めました。かなりの分量と難解さで、最初は途中で挫折しましたが、5年後くらいに自分で買い直して読みきりました。数学、言語記号、生命などを扱った名著だと思います。読んでいて著者は天才だと思いました。時間が沢山ある若いうちに読んでみてください。

取り扱い: 京都大学図書館

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