ユークリッド互除法の手数と桁数の関係
研究者からの一言:実は、互除法と黄金比にはとても深い関係があります!
ユークリッド互除法の計算回数と互除法を行う数の桁数の比の最大値や極限値について研究している。現在は互除法を行う数が隣り合うフィボナッチ数である時、比が最大値をとり、また極限値は黄金比の常用対数をとった数の逆数になると分かっている。今後は桁数をm進法に拡張した時の比の最大値と極限値の一般式を求めたい。
出展代表者
京都市立堀川高等学校
入江 海地 2年
参加者
京都市立堀川高等学校 自然探究科
入江 海地 2年
京都市立堀川高等学校
紀平 武宏 教諭
来場者より
将来を期待できるで賞
これからも頑張ってby堀川OB賞
未来の数学賞
高校生とは思えないで賞
高校生とは思えない賞
整数界が発展すると思うで賞
これからも研究をがんばってほしいで賞
数理的説明賞
同じ高校生だけど感動させられた賞
発想が面白かったで賞
難しいで賞
理解するのが難しいで賞
同学年とは思えない程頭がいいで賞
高校生フィールズ賞
アカデミックデイを経ての感想
今回,京都大学アカデミックデイに「ユークリッドの互除法の桁数と手数の関係~フィボナッチ数に着目~」で発表した,京都市立堀川高等学校の入江です。僕はまだ高校生で,今まで自分の探究を外部で発表したことはなかったのですが,その経験を今回できたことはとても貴重でありがたいことでした。
今回発表してみて一番印象に残ったのは数学について詳しい方もそうでない方も,自分の発表を聞いて最終的には感動したり楽しんだりして頂けたことです。説明する前はうまく伝わらないまま,なんとなくで終わってしまわないか不安だったのですが,皆さんとても熱心に聞き入ってくれたおかげで,うまく説明できたのだと思います。事前に発表の要旨を見て,楽しみに自分の発表を聞きに来てくださった方もいて,とても嬉しかったです。
また,実際の研究者の方の意見や発表が聞けたことも強い印象に残っています。普段では聞けないような鋭い意見のおかげで新たな課題も見つかりました。そして実際にどのような研究を行っているのか,将来の学部や職業選択に生きるようなこともたくさん聞けました。
本当にありがとうございました。