京都大学アカデミックデイ2019

細胞たちのホームムービー撮影係

研究者からの一言:獣医師が廻り道をしながら顕微鏡の研究をしてます。

生体の中を探索する、そのためのツールが顕微鏡です。基礎医学の研究の中ではサブキャラとして登場することが多い顕微鏡にスポットライトを当てて、進化を続ける華麗なる生体イメージングの世界を紹介します。

出展代表者

ウイルス・再生医科学研究所
 曽我部 舞奈 特定研究員

参加者

ウイルス・再生医科学研究所
 曽我部 舞奈 特定研究員

来場者より

とてもかわいらしかった賞
これからも研究がんばってほしいで賞
詳しく教えてくれたで賞
説明が上手だった賞
器用で賞
すごい技術で賞

アカデミックデイを経ての感想

自分の研究を一般の方にお話させていただくと、思いもよらない新しい切り口から、自分の研究の面白いところが見えてきました。

こういった機会が得られて、大変参考になりました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

動物のお医者さん

佐々木倫子 / 白泉社

獣医師を進路に選んだ理由です。実際に獣医師になってみて、漫画の中に出てきたイベントがほぼ実際に存在していたことに驚きました。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

歴史は「べき乗則」で動く

マーク・ブキャナン / 早川書房

社会現象から生命現象様々な現象が「べき乗則」というある法則に則っている、という内容です。私たちはサイエンスと歴史、文化を分けて考えてしまいがちなのですが、これを読むと自己組織的臨界がどういうことで、それはあらゆるものの間に見て取れるということを知ることができます。

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

アリエナイ理科の教科書

薬理凶室 / 三才ブックス

中・高校生で。理系科目に興味があって、少し人と変わったことしたいから読んでみようという人にはぴったりだと思います。

自分の研究に関連して紹介したい本

人体~神秘の巨大ネットワーク?

NHKスペシャル「人体」取材班 / 東京書籍

人体の中の不思議を映像を駆使して明らかにしていく、画期的な内容です。CGだけでなく実際の顕微鏡で得られた画像も掲載されており、とても華麗です。

取り扱い: 京都大学図書館

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