京都大学アカデミックデイ2019

敗者の視点から歴史を見る

研究者からの一言:なし

歴史は、多くの場合、戦争に勝った側の視点によって書かれてきました。この企画は、主にアメリカ合衆国が日本とフィリピンに勝利した後、それぞれの歴史をどう書き変えたのかを比較します。人類はたくさん戦争を行ってきましたが、勝者よりも敗者が圧倒的多数です。多くの敗者と共有できる歴史語りを摸索しましょう。

出展代表者

人文科学研究所
 芹澤 隆道 研究員

参加者

人文科学研究所
 芹澤 隆道 研究員

来場者より

フィリピンNew historyのパイオニアになるで賞
あつく語ったで賞
ウラ話していいのか賞
これからも研究をがんばってほしいで賞
ワクワクしたで賞
いろんな歴史の本を読み比べたくなりましたで賞
みんな勝者で賞
歴史の見方を教えてくれて感激で賞
敗者の視点/今もまさに気になるで賞
感情を込めて話をしてくれたで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

三つの新体制

W. シヴェルブシュ / 名古屋大学出版会

アメリカのニューディールとドイツのナチズムの共通性をあぶりだした野心的著作。経済的危機によって左派勢力と右派勢力が融合し、全体主義的な体制が構築される。現在のグローバル資本主義と世界各地で権力を振るう独裁者の相関性にも適用可能。

取り扱い: 京都大学図書館

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