口ごもるコンピュータ
岡田美智男
「円滑で正確な情報伝達」というものが、もう行き着くところまで行き着いているとしたら、これからどう進めばよいのでしょう? この方の概念発想は他の人が真似できず、いまだに新しさを失っていません。
研究者からの一言:私たちの現実の話し方に耳を傾けてみましょう!
口ごもり、言いよどんでは、つっかえて、たどたどしくて、ぎこちない。そんな私たちが、なぜそれなりにコミュニケーションできるのでしょう? 私たちの非流暢性は、言語障害による非流暢性とどう違っているのでしょう? これを日本語学習者やAIに学習させたらどうなるでしょう? 専門家が答えます。
文学研究科
定延 利之 教授
専修大学
丸山 岳彦 教授
東京大学
遠藤 智子 准教授
日本大学
舩橋 瑞貴 准教授
神戸大学
林 良子 教授
富山県立大学
モクタリ 明子 講師
https://www.speech-data.jp/kaken_hiryu/
気持ちいい話方になるで賞
着目点が面白いで賞
学びに安心を加えてくれたで賞
目からうろこ賞
ピッチプレゼンが分かりやすかったで賞
なるほどだったで賞
興味深いで賞
質問に真剣に答えてくれたで賞
言語って面白いで賞
やさしく説明してくれたで賞
よくそれを研究しようとおもったで賞
なるほど!賞
おもろい視点で賞
やさしく教えてくれたで賞
共同研究の形がとても良かったで賞
考えてみたことなかったで賞
分かりやすいで賞
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
岡田美智男
「円滑で正確な情報伝達」というものが、もう行き着くところまで行き着いているとしたら、これからどう進めばよいのでしょう? この方の概念発想は他の人が真似できず、いまだに新しさを失っていません。
定延利之
非流暢に話すということは、実は誰にでもできることではなく、そこには「発話の権利」が関わります。言語学者の私が見つけた「発話の権利」という概念をテーマに、動物行動学、人類学、会話分析、語用論の第一線の研究者たちが分野間の垣根を越えて論じてくださいました。
定延利之
「話し手は概念やメッセージを文の形で相手に伝える」という考え方は本当に正しいのでしょうか? 「話し手はぁ、文でですね、概念やぁ、まぁ、メッセージをぉですね、~」といった我々のリアルな発話にも、実はさまざまな規則性が隠れていて……