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IPECON(International Political Economy Conference)&I-1グランプリ2021(国際政治経済学カンファレンス&I-1グランプリ(国際関係論最優秀学生グランプリ)2021年)

京都大学経済学部坂出研究室(国際政治経済学、サイバー・デモクラシー)

代表者京都大学経済学部坂出研究室(国際政治経済学、サイバー・デモクラシー)
メンバー安武智就(京都大学経済学部2回生)
上岡利暉(京都大学経済学部2回生)
連絡先坂出健(京都大学公共政策大学院准教授) sakade.takeshi.5m@kyoto-u.ac.jp

メッセージ

アメリカ大統領のトランプからバイデンへの交替、COVID-19パンデミックとワクチン供給の国際関係、バイデン政権のパリ協定復帰という状況の中で、「リベラル国際秩序再構築」はどのような課題を抱えているのか、国際政治学・国際経済政策論・社会学・疫学等、学際的な研究が求められている。本企画では、上記分野の欧米の研究者と日本の研究者が混沌とした国際情勢に指針を与えるため、討議する場を設ける。この分野で2つの課題を設定する。第一に、バイデン民主党政権の下での西側同盟国間のバードン・シェアリング(責任分担)という政策課題である。第二に、リアリズム・リベラリズムという国際関係の二大潮流を乗り越える理論的課題-英国学派ヘドリー・ブルが提起したアナーキカル・ソサエティ論のシンギュラリティ以降の国際社会秩序への適用である。また、こうした学問的開拓の担い手は、研究者だけではない。学部生の国際関係論への取り組みもまた重要である。コロナ下で大学の講義は面白くなくなっているので、かえって自分たちでZOOMのような手段を用い、研究交流を活発化させようという趣旨 である。自分たちが相互 に語り合い、問題を発見することを率先して仕掛けなければならないのではないか(I-1(International -1)グランプリの開催)。

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