Research Support
SPIRITS

微細気泡水を極める(異分野融合からの多角的研究)

研究スローガン

微細気泡を極め、実用化研究を促進する

キーワード

ナノバブル、微細気泡、ファインバブル、融合研究、東日本大震災

研究背景、目的及び成果の要約

本研究の目的は、水中に存在する微細気泡の特性を極め、応用利用研究に向けた基礎特性解明である。身近に存在する水と、大気などの気体の新たな利用可能性の一つとしてマイクロメートル以下の気泡に着目し、その基礎特性について研究を行った。また同時に農業や震災復興研究などの応用利用研究もすすめ、その成果を論文やシンポジウム開催として一般向けに広く公開した。

今後の展望

応用利用の可能性の広いファインバブル技術の基礎特性について解明しつつあるため、産官学連携で、応用実験も含めた幅広い研究を継続していく。

関連写真・図

137Csのダイズ初期生育時の微細気泡による吸収量の違い
ZnO結晶のSEM像
震災復興研究イメージ図

代表者情報

上田義勝

・代表者氏名:上田義勝
・所属部局名:生存圏研究所
・自己紹介:現職は京都大学生存圏研究所・助教。2003年度に京都大学博士(情報学)を取得し、専門は情報学・電気化学など。震災より微細気泡に関する融合研究を開始し、現在に到る。趣味は合気道(四段)。
・関連URL:https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.e8cf9618f86b63bd.html