Research Support
SPIRITS

人類救済に向けた、食の“三段階欲求”を満たす食材、食品改質

研究スローガン

「私だって食べたい!」 美味しくかつ健康に

キーワード

食物アレルギー、電磁波、卵白タンパク、ソバ

研究背景、目的及び成果の要約

誰もが安心して美味しくたべられる食事をめざして
近年多くなってきている食物アレルギー。今は商品のパッケージをみてチェックしたり、レストランでは店員に聞いたりしなければなりません。もし、それが電子レンジでチンするだけで解決すれば最高ではないですか?私達は夢のような装置の開発を目指しています。また、自らの体質をコントロールすべく、アロマと自律神経の活動、そしてそれにともなう消化や代謝についても注目しています。

今後の展望

電磁波長とアロマの利用可能性を探る
どのようなタンパクに対してどの波長が有効か、また、電磁波やアロマを種子や成長中の段階で受けたときの、その後の成長や作物としての価値(味、大きさ、成長量、病害虫抵抗性)について調査する。

関連写真・図

電磁波照射システム
ソバの葉とソバの葉を摂食したハスモンヨトウ
味覚センサ

代表者情報

塩尻かおり

・代表者氏名:塩尻かおり
・所属部局名:龍谷大学 農学部 (2015年3月末まで京都大学白眉センター)
・自己紹介:京都大学大学院農学研究科卒。植物の誘導反応がもたらす生物間相互作用の研究。特に誘導反応によって植物が出す“かおり”に注目した研究。趣味は人と話すこと体を動かすこと。