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物理学的手法を駆使した臨床癌細胞診断の新地平を拓く国際共同研究

研究スローガン

医学物理学に基づく革新的ながん診断技術の開発

キーワード

がん、病理学、形態診断分析、医学物理学、ゆらぎ

研究背景、目的及び成果の要約

これまで医師の経験にもとづき、臨床的な検査分析に負うところが大きかったがんの診断を、物理学的な視点でより正確に、迅速に診断できる技術を開発し、がん細胞の本質を明らかにすること。

今後の展望

病理組織を用いて質量分析による化学分析、生物物理学分析、病理組織診断形態分析を統合して、がん細胞の物理学的性質を明らかにすることで、病気の本態を理解することをめざす。

関連写真・図

物理的手法を駆使した臨床細胞癌細胞診断の新地平を拓く国際共同研究

代表者情報

鶴山竜昭

・代表者氏名:鶴山竜昭
・所属部局名:京都大学医学研究科
・自己紹介:日本ではとても少ない病理専門医として一枚の顕微鏡標本から病気がどこまで診断できるかをモットーに研究をしています。これまであまり触れられてこなかったがん細胞の物理学的性質(やわらかさ、細胞をさせる力、ほかの細胞との結合力など)に注目してがんの本態にせまりたいです。
・関連URL:http://www.cas.med.kyoto-u.ac.jp/