Research Support
SPIRITS

MRIイメージング国際拠点構想プログラム -超高磁場MRIの総合的利用と新規格MRI作製プログラム-

研究スローガン

次世代型MRIでより良い医療を世界に!

キーワード

MRI、高温超電導、傾斜磁場コイル、ヘリウムフリー

研究背景、目的及び成果の要約

MRIは、放射線を使わず生体を傷つけずに生体内部の断層像を得られる上に、多種多様な撮像法により様々な情報を得ることができる、医療だけでなく様々な研究分野で有用な装置である。我々は、自ら培ってきたMRI開発技術と世界規模の研究者ネットワークを基に、多数のMRI装置を有する京都大学に国際研究拠点の形成を目指しており、本プロジェクトにより、新たな研究費の獲得及び海外機関との共同研究ネットワーク構築に成功した。

今後の展望

今後は、A-MED(旧日本版NIH)等に予算申請を行い大型予算を獲得することにより、MRI研究の国際研究拠点を設立すると共に、開発してきた高温超電導MRIの実用化を目指し、ベンチャーを起業する。

自ら開発したヘリウムを用いないMRI装置

関連写真・図

京大所有のヒト用7テスラ超高磁場MRI装置

代表者情報

福山秀直

・代表者氏名:福山秀直
・所属部局名:医学研究科附属・脳機能総合研究センター
・自己紹介:医学博士を持つ現役の神経内科医でありながら、機械好き、ガジェット好きのプログラマーでもある。平成26年度末の教授退官後、医療機器ベンチャーの起業を目指し、国内外を飛び回る日々。
・関連URL:http://hbrc.kuhp.kyoto-u.ac.jp/