Research Support
SPIRITS

高エネルギー物理学のフロンティア開拓に向けた高温超伝導技術の国際共同研究形成

研究スローガン

高温超伝導を用いて高エネルギー物理学のフロンティアを開拓

キーワード

超伝導体、超磁場マグネット、高エネルギー物理

研究背景、目的及び成果の要約

研究プロジェクト代表者は、高温超伝導を重粒子線がん治療用加速器のマグネットなどに用いるための基盤技術確立を目指した研究開発を科学技術振興機構の支援のもとプロジェクトマネージャーとして推進している(S-イノベプロジェクト)。得られた成果の高エネルギー物理学のフロンティア開拓への展開を目指して、高温超伝導導体・マグネットの電磁特性の解析、高温超伝導導体の電磁特性の実験的評価など京都大学の強みとなる研究内容の強化を図り、発展的・持続的な国際的連携体制の確立を進めた。

今後の展望

大型科研費申請のほか、各研究費配分機関・関連省庁への働きかけ等により外部資金獲得に努めるとともに、SPIRITSの支援により培った国際的ネットワークを活用し、今後の国際連携を進めていきたい。

関連写真・図

2014年高エネルギー物理学のための高温超伝導マグネット技術に関する京都ワークショップ(第2回高温超伝導における加速器マグネットについてのワークショップ)(平成26年11月13日(木)~平成26年11月14日(金)、京都大学桂ホールにて開催)

代表者情報

雨宮尚之

・代表者氏名:雨宮尚之
・所属部局名:大学院工学研究科
・自己紹介:平成2年3月東京大学大学院博士課程修了、工学博士。平成20年4月より京都大学教授。超伝導応用の研究に従事。日本の超伝導応用研究コミュニティーの発信力不足を憂い、国内学会においては国際発信力の強化を訴え、国際会議の委員、委員長等の立場を利用して、日本のコミュニティー全体の発信力強化に努める。
・関連URL:http://www.researcherid.com/rid/G-2549-2012