Research Support
SPIRITS
光活性インターフェースを用いたカーボン材料固定化法の開発とミクロ分離場への応用
研究スローガン
ナノ炭素材料で分離科学に革命を!
キーワード
ナノ炭素材料、光・熱活性物質、液相分離、クロマトグラフィー
研究背景、目的及び成果の要約
ナノ炭素材料を用いた新規分離場の創成を目指し、光・熱活性基をインターフェイスに用いた新たな分離場を構築した。C60-フラーレンを固定化したシリカモノリスを基材とする新規分離場において、π-π相互作用に基づく芳香族類の効率的な分離とフラーレンの球面構造に起因する特異な分離を達成した。
今後の展望
本研究で得られた成果を基に、フラーレンの化学特性に基づく分散相互作用に寄与する新規分離場の構築および糖鎖との特異的相互作用を利用した生体試料の選択的分離への応用に向けた研究を展開する。
関連写真・図
代表者情報
・代表者氏名:久保拓也
・所属部局名:工学研究科・材料化学専攻
・研究内容:生体試料や環境試料分析に寄与する新規分離場の構築を目指し,種々の新規材料を開発しています。
・趣味:だんじり
・関連URL:http://anchem.mc.kyoto-u.ac.jp/