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人類未踏の超高齢社会をデザインする

研究スローガン

人類未踏の超高齢社会をデザインする

キーワード

医療介護システム、公共政策、地域経済、まちづくり、多源的大規模データベース

研究背景および目的

人類未踏の超高齢社会が進展し、低成長時代に社会保障も逼迫する中、人々の活き活きとした生活を支える持続可能な医療介護システムの再構築は火急の課題である。

その社会的要請に応えるべく、まちづくりや社会経済と様々な相互作用のある医療介護システムを、諸々のデータベースを活用して見える化し、全ての立場から医療介護等の社会システムの再構築・向上に寄与できるしくみを、異分野協創して構築することを目的とする。

成果の要約

医療介護システムの評価・向上に向けて、地域経済学、公共政策、財政学、経営学、社会法学、社会心理学、工学・情報学と協働し、複数の融合領域で斬新な研究成果を上げるとともに、さらなる発展への基盤を構築した。

また、オランダ、カナダ、オーストラリア、米国、英国、国際学会・機関等との研究ネット―ワークも強化した。この期間、当分野から、アメリカ、カナダ、イギリスへの留学があり、若手研究者の国際展開も図った。

今後の展望

産官学連携・領域間融合を進め、世界の研究を牽引する役割を担うとともに、国内のみならず国際社会を支援し、この革新的領域にて活躍する人材を多く輩出する、世界のセンターを5-10年後に協創することを目指す。

関連写真・図

人類未踏の超高齢社会をデザインする力:世界に頼りにされるGlobal Centerへ
アカデミックデイのブース出展を通して市民へ情報発信と対話

代表者情報

今中雄一

・代表者氏名:今中雄一
・所属部局名:医学研究科 医療経済学分野
・自己紹介:医療の質・効率・公正の可視化と改善に専念、包括ケアを含む関連政策・経営活動に関与。根を張った多領域融合的アプローチをも重視し、超高齢社会における持続可能な活気ある社会システムへの貢献を目指している。
・関連URL:http://med-econ.umin.ac.jp/