Research Support
SPIRITS

離散数学を用いた高速アルゴリズムに関する国際共同研究

研究スローガン

離散数学とアルゴリズム理論の国際協力ネットワークの形成

キーワード

離散数学、最適化、アルゴリズム、計算量

研究背景および目的

近年の情報化社会において、アルゴリズムと離散数学の重要性は言うまでもない。特に、現在、ビッグデータを高速に処理する高度なアルゴリズムの開発が望まれている。本プロジェクトではアルゴリズムと離散数学の国際的なネットワークを作成し、それを利用することでアルゴリズムと離散数学の基礎研究を行うことを目的とする。

成果の要約

海外の20拠点以上を含むアルゴリズムと離散数学の国際的なネットワークの構築に成功した。また、そのネットワークを利用して共同研究を行うことで10本以上の論文を発表した。

今後の展望

本プロジェクトで形成した研究ネットワークをさらに大きくさせることでアルゴリズム論と離散数学分野を国際的にさらに発展させる。

関連写真・図

ミニワークショップ「Discrete Mathematics and Enumeration Algorithms」における集合写真(2018年11月)

共同研究機関

ラトガース大学、チャールズ大学、エトヴェシュ大学、レイキャビク大学、ロシア国立研究大学高等経済学院、大連理工大学、カリファ理工大学、ワシントン大学、ウイーン工科大学

代表者情報

牧野 和久

・代表者氏名:牧野 和久
・所属部局名:数理解析研究所
・自己紹介:離散数学、最適化、アルゴリズム論、計算量理論とそれらの研究分野の人工知能、分散システム、ゲーム理論などへの応用の研究に従事。