Workshop
ワークショップ

陶磁器の化学 第1回ワークショップ
「無機・有機・高分子化学の視点から陶磁器の光彩発現に迫る」

開催日

2022年10月1日 土曜日

会場

京都大学吉田キャンパス 百周年時計台記念館 会議室III

概要

彩色豊かな陶磁器の中には、陶磁器原料に含まれる金属、金属酸化物、金属イオンに由来する光彩を呈するものがある。このような光彩は、900 ℃以上の高温下、酸化ケイ素を主とする溶融ガラス中における各金属種が関わる化学反応や結晶成長はもとより、溶融ガラスの非平衡ダイナミクスなど、様々な時空間スケールにおける化学・物理現象が複雑に絡み合って実現していると考えられる。本シンポジウムでは、無機化学、有機化学、高分子化学の各分野の研究者が集い、陶磁器の光彩発現機構の解明に向けた、各分野からのアプローチについて議論する。

プログラム

11:00-11:15  開会の挨拶(井田大地、京都大学大学院工学研究科)
11:15-12:15  白勢洋平(愛媛大学 大学院理工学研究科)
        「陶磁器と粘土鉱物の科学」
12:15-13:00  休憩
13:00-14:00  横山操(京都大学 大学院農学研究科)
        「文化財研究におけるメンバーネットワークの作り方」
14:00-15:00  樫村京一郎(中部大学 工学部)
        「マイクロ波焼成技術の陶磁器科学への応用」
15:00-15:30  休憩
15:30-16:30  高谷光(帝京科学大学 生命環境学部)
        「文化財と放射光分析」
16:30-18:00  パネルディスカッションおよび総合討論
        宇治広隆(京都大学大学院工学研究科)、西正之(京都先端科学大学工学部)、
        山田陽一(理化学研究所)、筒井忠仁(京都大学大学院文学研究科)、及び講演者
18:00-18:15  閉会の挨拶(佐々木善浩、京都大学大学院工学研究科)

参加方法

参加登録を締め切りました。

問い合わせ先

下記の陶磁器の化学 事務局 メールアドレスまで御連絡下さい
chemceramic.alchemy★gmail.com (メール送信時は ★を@にご変換ください)