京都大学アカデミックデイ2014

ニュートリノ最先端

研究者からの一言:ものすごい雑音の中からかすかな素粒子の声を聞きたい

「物質を細かくしていくとどうなるのか?」その問いにせまるのが素粒子物理学です。特に私たちが研究している”ニュートリノ”という素粒子は、現在かなりの精度で正しいとされている素粒子標準模型でさえ十分に記述することのできない”未知な”粒子であり、ニュートリノ実験は新物理へ向けた最前線の一つです。

出展代表者

理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 高エネルギー物理学研究室
 中村 輝石 特定研究員

参加者

理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 高エネルギー物理学研究室
 中村 輝石 特定研究員
 石山 優貴 M2
 羽田 顕人 M1
 栁田 沙緒里 M1
 潘 晟 M1

関連URL

http://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

キャッチコピーがとてもロマンがありときめくで賞
これからも研究をがんばってほしいで賞
研究が楽しみで賞
Coolイケテル賞
実験がんばってほしいで賞
こんなおもしろい研究をもっと世間に広めていってほしいで賞
ノーベル賞を取って欲しい賞
おだやかでかしこい巨人で賞
楽しそうに話をしてくれたで賞
これからに期待賞
これから頑張ってほしいで賞
夢を現実にできるで賞

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

ホーキング、宇宙を語る

スティーヴン・W・ホーキング著、林一訳 / ハヤカワ文庫

なぜか家にあって、高校の時によく分からないながらもワクワクしながら読んでいたのを覚えています。かろうじて分かった相対性理論によると面白い現象がたくさんあって、これが全て科学的に正しいのかと思うと胸が熱くなりました。

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

若者にお勧めしたい本

宇宙素粒子物理学

C・グルーペン著、小早川恵三訳 / 丸善出版

宇宙・素粒子の最先端な面白い話がだいたい書いてあります。宇宙や素粒子に進もうかなと考えている学生さんは一度読んでみて下さい。楽しそうな分野が多すぎて進路を決めるのが悩ましくなります(笑)

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

素粒子の世界

秋本祐希著 / 洋泉社

宇宙素粒子の最先端の実験がかわいいイラストつきで(←重要)色々紹介してあります。素粒子実験に興味があるならとっても参考になります。ちなみに、私が博士号を取得したNEWAGE実験についても書いてあります。

取り扱い: 京都府立図書館

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