京都大学アカデミックデイ2014

遺跡の桃から日本の桃のルーツにせまる

研究者からの一言:遺跡の桃を分類しています。

奈良県御所市の名柄遺跡(5世紀後半)の桃を核の形態から分類し、2種類の桃が存在したことを明らかにした。他の遺跡からはこの2種類以外の桃が出土しているため、年代と支配豪族の違いがモモの種類の違いになったと考えられる。

出展代表者

奈良県立青翔高等学校 理数科
 生田 依子 教諭

参加者

奈良県立青翔高等学校 理数科
 生田 依子 教諭
 鶴田 昂平 高校2年
 藤 麗咲 高校2年
 森 裕司 高校2年
 吉川 悠 高校2年

来場者より

ぜひ続けて下さい賞
高校生なのに頼もしいで賞
詳しく説明してもらったで賞
たいへん丁寧に調べていたで賞
ていねいに話してくれたで賞
高校生なのによくがんばってる!で賞
ももからでてきたごう族支配賞
ロマン賞
桃太郎賞
桃がんばれ賞
高校生すごいで賞
おいしかった賞
日本の未来を過去から創りま賞

アカデミックデイを経ての感想

専門家の方や、高校の教員、高校生など多くの人々に研究をみていただくことができた。
思ってもいなかったアドバイスをいただく ことができ、有意義な時間となった。また、多くの一般の方にも奈良県中南部の遺跡のすばらしさを発信することができて、この研究を始 めたきっかけ「地域に貢献する」という一部が達成できたと考える。
さらに、数学で、モモ核を分類できることに驚きを感じているので、 最近は統計ソフト「R」による解析も行っている。京都大学アカデミックディに参加したことで、多くの刺激をいただいた。この研究は来年 度は他府県の高校と連携して共同研究を行う予定であるので、来年度もぜひ参加したい。

鶴田 昂平

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