京都大学アカデミックデイ2015

映像で東南アジアの魅力を発見しよう!

研究者からの一言:映像で東南アジアの人々の生きざまの魅力を伝えます!

東南アジア諸国で制作(撮影・編集)されたドキュメンタリー映像作品をとおして、東南アジア地域の現状を捉え、諸問題の解決へとつなげることを試みます。東南アジアの人々は一体どのような暮らしをしているのか、異文化を理解し自らの固定観念を崩すことで、世界の見方や自分自身の生き方が少しかわるかもしれません!

出展代表者

東南アジア研究所
 直井 里予 機関研究員

参加者

東南アジア研究所
 直井 里予 機関研究員
 川村 藍 日本学術振興会特別研究員(PD)

関連URL

http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

熱意があった賞
Happy賞
ドキュメンタリーで環境にせまったで賞
ワクワクしたで賞
AttachivePresentation賞
家に帰ってYoutube見ます賞

アカデミックデイを経ての感想

来場者の方々との対話を通して自分の研究を客観視できる有意義な時間となりました。私自身が今まで知らなかった「東南アジアの魅力」を発見することができ、今後の研究の糧となりました。
また、普段の研究生活では出会えない他分野の研究者の方々から話を聞くことができたのは、とても貴重な学びの機会でした。

このような素晴らしい空間を作ってくださった関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

日常という名の鏡-ドキュメンタリー映画の界隅

佐藤真 著 / 凱風社

この本がきっかけで、映像を通して「日常」をみつめるとはどういうことか、考えるようになりました。今も繰り返し読み続けている本です。『阿賀に生きる』(映画)と一緒にぜひ手にとってみてください!

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

森の回廊ービルマ辺境民族開放区の1300日

吉田敏浩 著 / 日本放送出版協会

ビルマの少数民族に興味を持ち始めるきっかけとなった本です。

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

差異とつながりの民族誌-北タイ山地カレン社会の民族とジェンダー

速水洋子 著 / 世界思想社

研究の際に調査対象者を「見知らぬ他者」としてではなく、自分自身の日常の生の実践とのつながりを見出しながら理解することの大切さをこの本から教えてもらいました。

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

民族を読む―20世紀のアポリア

徐京植 著 / 日本エディタースクール

「祖国というのは人間の生き方の態度のことなのだ」という著者の言葉が響きます。

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

ガリア戦記

カエサル 著 / 岩波文庫

古典の中には、普遍的なことがいくつも記されています。カエサルの率いるローマ軍のガリア遠征の記録から現代を見つめてみてください。フィールドワークの調査手法の参考にも!

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

社会の喪失―現代日本をめぐる対話

市村弘正・杉田敦 著 / 中公新書

「薬害、戦争、国家、境界、国境、難民、差別、原発、冤罪」などの問題にどう向きあっていかねばならないか、たくさんのヒントを与えてくれる本。

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

アンナの道-HIVとともにタイに生きる

直井里予 著 / 岩波書店

北タイに生きる一人のHIV陽性者の女性とともに過ごし映画を制作した背景を綴りました。タイ人のしなやかな生きざまから学ぶことは多いです。

取り扱い: 京都大学図書館/ 京都府立図書館

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