キラル化学-その起源から最新のキラル材料研究まで
日本化学会 編 / 化学同人
今日のキラル化学に関する最先端の研究を平易に解説している。
取り扱い: 京都大学図書館
研究者からの一言:研究に終わりはない。だからこそ面白い。
我々は磁石に応答して水面上を自由に動く有機ラジカル液晶物質の合成に世界ではじめて成功した。この結果に基づいて、純有機磁性ナノエマルション粒子の開発に成功し、これの1)画像診断 (MRI) 造影剤や2)抗癌剤の送達 (DDS) キャリヤとしての利用を目指している。
人間・環境学研究科
名倉 康太 博士課程1回生
人間・環境学研究科
名倉 康太 博士課程1回生
http://www.orgmater.h.kyoto-u.ac.jp/tamura/
これからも研究をがんばってほしいで賞
一番驚いた研究賞
お話しにどんどん引き込まれていったで賞
実用化してほしいで賞
これまで一般の方向けに研究を紹介する機会がなく、上手に説明が出来なかったことが反省点です。
ただ、来場者の方々が研究に興味を持って頂けたら幸いです。
皆様のご期待に応えられるよう日々努力しなければならないと思いました。
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
日本化学会 編 / 化学同人
今日のキラル化学に関する最先端の研究を平易に解説している。
取り扱い: 京都大学図書館
ロバート・P・クリース / 日経BP社
科学現象を実験的に解明してきた歴史を分かりやすく解説している。
Stuart Kauffman / 筑摩書房
非平衡自己組織化の観点から、生命の起源・生物進化・経済システム・民主主義の誕生を解説している。
取り扱い: 京都大学図書館
L. M. Lederman, C. T. Hill / 白楊社
複雑系の真髄である相転移とそれに伴って発現する対称性の破れについて平易に解説している。
取り扱い: 京都大学図書館