ウェストファリアは終わらない―国際政治と主権国家
柴田純志 / 虹有社
「1618年~年三十年戦争、1648年ウェストファリア条約」と世界史の授業で暗記したおぼえのある方もおられるでしょう。ここで成立した「ウェストファリア体制=主権国家体制(主権国家が相互の主権を認め合う体制)」の歴史的・理論的評価は、今日の国際紛争(イスラム国の活動等)を分析する上で大きな意味を持ちます。この点についてコンパクトにまとめられた良書です。
取り扱い: 京都大学図書館
研究者からの一言:国際政治の構造を歴史的視点から研究しています。
近代の国家・集団・個人の関係はどのような構造をもち、どのような歴史を通じて形成され、どのような特性をもっているのか?本対話では、「ウェストファリア体制」とも呼ばれる、国家が相互に主権を認め合うシステムを検討し、リアリズム・リベラリズム・アイデンティティという三つの基本的視点を紹介します。
経済学研究科
坂出 健 准教授
経済学研究科
坂出 健 准教授
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~sakade/
個性的で(いっぱい尋ねられて困ったで)賞
とても勉強になったで賞
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
柴田純志 / 虹有社
「1618年~年三十年戦争、1648年ウェストファリア条約」と世界史の授業で暗記したおぼえのある方もおられるでしょう。ここで成立した「ウェストファリア体制=主権国家体制(主権国家が相互の主権を認め合う体制)」の歴史的・理論的評価は、今日の国際紛争(イスラム国の活動等)を分析する上で大きな意味を持ちます。この点についてコンパクトにまとめられた良書です。
取り扱い: 京都大学図書館