京都大学アカデミックデイ2017

楔形文字の世界と文字認識の実現

研究者からの一言:楔形文字を粘土に刻んでみませんか!?

古代メソポタミアで使われた楔形文字とはどのような文字なのか?
楔形文字を粘土に刻む体験を通じて、文字の特徴やこの文字で記録された言語、古代トルコの王国ヒッタイトの歴史研究についてご紹介します。
加えて、楔形文字を判別するOCRエンジンの開発に向けた取り組みについて、最新の動向をご紹介します。

出展代表者

文学部ユーラシア文化研究センター
 山本 孟 教務補佐員

参加者

文学部ユーラシア文化研究センター
 山本 孟 教務補佐員
国士舘大学イラク古代文化研究所
 森 若葉 研究員
TIS株式会社
 山内 健二 ソフトウェア開発者

来場者より

講義ありがとうございました賞
楔形文字が身近になったで賞
これからも研究がんばってほしいで賞
ワクワクしたで賞
ウラ話賞
分かりやすかったで賞
体験楽しかったで賞
人間の進化や変遷が面白いで賞
博物館で見たい賞

アカデミックデイを経ての感想

当日は

・楔形文字とはなにか?

・古代アナトリアのヒッタイト王国の支配領域と境界

・楔形文字画像認識システムへの取組み

という、3つのテーマにしていました。

ご覧いただいた方には楔形文字を実際に粘土に刻んでもらいました。この体験も通じて、古代の文字を扱う研究分野があるということを知っていただきたく思い、参加させていただきました。

当日は、普段は聞けないようなさまざまなご質問をいただき、大変刺激になりました。また楔形文字の画像認識システムの構築については、理系の分野の方々との連携を進めていきたいと思いました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

楔形文字を読む

ブリジット・リオン、セシル・ミシェル編 / 山川出版社

楔形文字とはどのような文字なのか、丁寧に解説されています。 また、楔形文字で記された諸言語がどのように解読され、それを書き残した書記がどのように育成されたのかもわかりやすく説明されています。

取り扱い: 京都大学図書館

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