2018年には,ボルンとオッペンハイマーによる量子力学的分子描像の論文が出版されてから90年,現代化学反応論の基礎を打ち立てた福井謙一生誕100年になる.
ここでは「福井」以後の実験と理論による分子描像に焦点を当てて,化学の発展を考える.
出展代表者
福井謙一記念研究センター
高塚 和夫 リサーチリーダー
参加者
福井謙一記念研究センター
高塚 和夫 リサーチリーダー
松岡 貴英 研究フェロー
山本 憲太郎 研究フェロー
新崎 康樹 研究フェロー
松崎 黎 日本学術振興会特別研究員
関連URL
http://mns2.fukui.kyoto-u.ac.jp
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本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
自分の研究に関連して紹介したい本
Chemical theory beyond the Born-Oppenheimer paradigm : nonadiabatic electronic and nuclear dynamics in chemical reactions
K. Takatsuka, T. Yonehara, K. Hanasaki, Y. Arasaki / World Scientific Publishing Co
動的な分子描像を展開した研究書です。
理論化学の基礎的な事項から出発して,最先端まで書かれています。
新しい時代の分子科学を目指す学部生・大学院生に読んでいただきたい。
取り扱い: 京都大学図書館