「理科」で歴史を読みなおす
伊達宗行
日本史・世界史は私にとって苦手で馴染みにくい分野でした。理科や科学、数え方に焦点をあてて書かれたこの書籍は、現代にも通ずる人々の数の認識や計測の仕方を考察することができ、今の学術調査研究に応用しています。
取り扱い: 京都大学図書館
研究者からの一言:南の亜熱帯気候の島を中心に学術調査を行ってます。
「たくさん」てどれくらいですか?「大きい」「小さい」とは何を基準にしていますか?「いくつか」の飴を持ってきて下さいと言われたら、何個持っていきますか?数えるという日常行為が、どのように言語に投影されているのか、オーストラリアの言語、南米の言語をはじめとする世界の様々な言語を観察して考察してみよう。
大学院人間・環境学研究科/東南アジア地域研究研究所
西本 希呼 特定研究員/連携講師
大学院人間・環境学研究科/東南アジア地域研究研究所
西本 希呼 特定研究員/連携講師
ドロ水のませてくれた賞
本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。
伊達宗行
日本史・世界史は私にとって苦手で馴染みにくい分野でした。理科や科学、数え方に焦点をあてて書かれたこの書籍は、現代にも通ずる人々の数の認識や計測の仕方を考察することができ、今の学術調査研究に応用しています。
取り扱い: 京都大学図書館
岩槻邦男
桜は人生の節目のシンボルのようなものであり、誰しも満開の桜、散りゆく桜を見て心を揺さぶっているかと思います。そんな桜がなくなる日が来るかもしれない。生物の絶滅と多様性、生物の多様性が私たちの文化・芸術・感受性にどう関係しているか考えさせられる本です。
取り扱い: 京都大学図書館
一川誠
とても身近な課題ですが、最近授業で取り上げ議論しました。皆さんは、年を重ねるにつれて、 どうして時間が短く感じるようになると思いますか?最近「時間」に関する本を気分転換に読んでいます。
取り扱い: 京都大学図書館
平凡社新書編集部
情報へのアクセスが容易くなり、テレビや新聞よりスマホやタブレットについ目をやってしまう時代。とはいえ、四季の折々を外へでて感じていると思います。この本は、日本の歳時記や、日々目にする生物や自然を改めて親しむきっかけを与えてくれます。
取り扱い: 京都大学図書館
西本希呼
誠に僭越ながら、「研究に関連した本」として私の著書を紹介致します。<茨>の国とは、私が研究対象としている言語を話す人々の地域名です。10年余りマダガスカルで研究してきた著者によるマダガスカル語に関して書いた日本で初めての出版物です。
取り扱い: 京都大学図書館
三中信宏 監訳 マニュエル・リマ著
科学、芸術、思想、解剖学、哲学、ありとあらゆ円還が描かれており、人間の考え方や時代背景、 解釈を詳述しています。どの頁をあけて見ても楽しくて、知の世界への誘いです。
取り扱い: 京都大学図書館