京都大学アカデミックデイ2018

窒化物半導体材料とその光物性の魅力

研究者からの一言:生活に欠かせない光と電気について少し考えてみよう

白熱電球・蛍光灯に次ぐ,第3の照明として白色LEDが世界に新たな光を照らしつつあります.白色LEDの実現は2014年ノーベル物理学賞の受賞対象となった青色LEDの発明が鍵となっています.ここでは,青色LEDの材料である窒化物半導体と,その魅力を解き明かす光物性評価技術の現状と未来について紹介します.

出展代表者

大学院工学研究科
 石井 良太 助教

参加者

大学院工学研究科
 石井 良太 助教

関連URL

http://www.optomater.kuee.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

話がわかりやすかった賞
未来を任せたで賞
電電の人みっけた賞
LEDの未来に期待で賞
研究のウラ話を赤裸々に話してくれたで賞

アカデミックデイを経ての感想

自分の研究に興味・理解を持ってもらえるよう,
もっと精進しようと思いました.

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Symmetry and Strain-induced Effects in Semiconductors

G. L. Bir and G. E. Pikus

大学4回生のとき,世の中にはこんなに難しい本があるのかと思った本.同時に,この内容が理解できたら世界(と言っても私の研究が関係する狭い世界)が違ってみえるのかなと感じた本.未だ読破できません.絶版と思うので大学図書館等に行かないと手に入らないと思います.

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

火の鳥

手塚 治虫

子供の頃に読んで印象に残っていた本,最近また読んでみましたが,大人になってから読んでも面白いですね.特に子供(未成年)に読んで欲しいです.道徳心が育まれるのではないでしょうか.

自分の研究に関連して紹介したい本

高校数学でわかる半導体の原理

竹内 淳

20世紀の電子工学の発展の歴史とその科学的内容が分かりやすく書かれています.この本を含め,ブルーバックスはオススメです.私は,数学や物理が分からなくなったら,当該分野の易しい本を本屋に探しにいきます(今でも).

取り扱い: 京都大学図書館

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