京都大学アカデミックデイ2018

微細加工で創る新たなナノバイオの世界

研究者からの一言:今や機械系でタンパク質やiPS細胞を扱う時代です!

機械工学的なマイクロ・ナノ加工技術により製作した微小流体デバイスの上で、生体分子や細胞の機能を再現することで実現する、新たなマイクロ・ナノバイオシステムを紹介します。モータタンパク質の駆動力を利用した分子デバイスや、血管やヒトiPS細胞由来の臓器を育てるOrgan-on-a-Chipを紹介します。

出展代表者

大学院工学研究科
 横川 隆司 准教授

参加者

大学院工学研究科
 横川 隆司 准教授
 Ramin Banan Sadeghian 特定助教
 岡田 龍 特定研究員
 Tammana Ishrat Farhana 博士研究員
 金子 泰洸ポール 博士課程4年
 Zhou Hang 研究生
 大庭 将太郎 修士課程2年
 中川 倫宏 修士課程2年
 古川 眞之 修士課程1年
 亀田 良一 修士課程1年
 一色 庸平 修士課程1年
 仲 康佑 修士課程1年
 井原 輝紀 修士課程1年
 Scott Erickson 修士課程1年
工学部
 関口 将弘 4年

関連URL

http://www.ksys.me.kyoto-u.ac.jp/ry/

来場者より

実用化に向けてぜひ頑張ってください賞
話がわかりやすかったで賞
微細加工で創る新たなナノバイオの世界 科学はすごいで賞
とても分かりやすかったで賞
微細加工で創る新たなナノバイオ世界賞
実現したらほんとにすごいで賞
これからも研究をがんばってほしいです賞
期待してます賞
ハイパーおもしろかったで賞
とにかく期待したいで賞
とっても分かりやすくたくさん教えてくれたで賞

アカデミックデイを経ての感想

様々な方と多くのお話をすることができ、モチベーションの向上につながりました。 このアカデミックデイでの経験を胸に、日々の研究をもっと精進していきたいと思います。 今回はありがとうございました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Fundamentals of Microfabrication and Nanotechnology

Marc J. Madou

修士課程の時に留学したUCLAで教科書として使われていました。この本から,マイクロ・ナノの世界を体系的にとらえるようになりました。京大の大学院でも,このような英語の教科書でワールドクラスの講義ができるようになることを期待しています。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

小説東京帝国大学

松本清張

移動中など時間を見つけて清張作品を読むのが趣味です。単なる推理小説ばかりでなく,フィクションからノンフィクションまで昭和の闇の部分や人間性についての描写が,日常の喧噪を忘れさせてくれます。

自分の研究に関連して紹介したい本

生体分子モーターの仕組み

石渡信一

異分野の研究者がモータタンパク質(生体分子モーター)について学ぶのに最適です。日本の研究者が主導してきた,一分子生物物理学の分野からとらえたモータタンパク質についてわかりやすく書かれています。

取り扱い: 京都大学図書館

  • Facebook
  • Twitter