京都大学アカデミックデイ2018

重力波物理学・天文学:創世記

研究者からの一言:重力波で見通す宇宙の本当の姿とは?

重力波の直接検出がはじまり、物理学、天文学の両面から大きな革新が起こっています。日本の大型の重力波観測装置も、次の国際共同観測には加わります。私たちは、重力波解析と理論の融合から成果を最大にするような研究に取り組んでいます。

出展代表者

大学院理学研究科
 田中 貴浩 教授

参加者

大学院理学研究科
 田中 貴浩 教授
 細川 隆史 准教授
 山田 慧生 特定研究員
 豊内 大輔 特定研究員
 島 和宏 特定研究員
基礎物理学研究所
 Hamid HAMIDANI 研究員

関連URL

http://www-tap.scphys.kyoto-u.ac.jp/main.html

来場者より

あり得ない事がたくさんで賞
深淵なミステリーの世界に導いてくれたで賞
ワクワクしたで賞
ロマンティック研究賞
宇宙の美しさを知れたで賞
ムズカしい事を分かり易く教えてくれたで賞
とってもワクワクしたで賞
これからもがんばってね賞
最先端の研究を伝えてもらえたで賞
すごくすごい賞
KAGRAで重力波を見たで賞
これからも研究をがんばってほしいで賞
新発見に期待がふくらみま賞
人とは何かで賞
好奇心をかきたててくれた賞
とてもわかりやすかったで難しかったで賞
素晴らしく非日常的で賞
宇宙を飛びたい賞

アカデミックデイを経ての感想

本新学術領域として出展は初めてで、最新の情報を盛り込むために多少苦労もしましたが、ポスターに立ち寄って下さる方が常に2、3組いる状態が続きました。とても、うれしく思います。ディスプレイによる表示なども行なってみましたが、これは一組にしか対応できないので、次年度以降工夫の余地があると感じました。また,より研究対象のイメージを持ってもらえるよう、簡単な模型を作成することも今後考えていきたいと思います。今回は入り口付近の比較的スペースに余裕のある場所を頂いたのでよかったですが、他の場所だと「研究者と立ち話」をするには多少スペースが狭いような気もします。普段とは異なる一般の方との交流に大変刺激を受けました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

学研の図鑑 宇宙

学研

宇宙すげー,ロケット格好良いなあ.小学校の理科の授業での太陽観測と合わせて,非常に刺激になった.天文ガイド(誠文堂新光社)を買うようになり,下手な天体写真を撮るようになった.

若者にお勧めしたい本

科学者という仕事

酒井邦嘉 / 中央公論新社

研究者や業界について様々なことが書いてあり,研究者を目指す人にお勧めしたい本.今でも定期的に読み返す.

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

重力波をとらえる

中村卓史,三尾典克,大橋正健 編著 / 京都大学学術出版会

この本の出版後から時間が経つが,今尚,重力波をとらえるためのバイブルとしていつもそばに置いておきたい.(京都大学学術出版会によると在庫無しだそうです.)

取り扱い: 京都大学図書館

深化する一般相対論

田中貴浩 / 丸善出版

重力波の直接検出を始め一般相対論誕生から様々な研究の発展や今後の展望がまとめられている.

取り扱い: 京都大学図書館

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