京都大学アカデミックデイズ2021

修学旅行生は、どこにいく?

研究者からの一言:修学旅行の研究をしています

私たちの研究チームは、実際の修学旅行生の行動情報を収集、分析し、そのデータを元に安否確認・避難誘導・分散誘導を行う技術やソフトウェアの開発を目指すプロジェクトを立ち上げました。修学旅行生の行動情報は、防災や防疫、観光政策にとって有用です。例えば、有名観光地に集中している修学旅行生を分散させ、感染リスクを下げる施策に役立てることができます。

開催日時

2021年9月24日(金)19:00~20:00
※ 対話参加者は19:00〜20:45までです。

対話研究者

学術情報メディアセンター・特定講師
笠原 秀一

対話したいこと

パンデミックが現実となった今、感染症の蔓延を防ぐという意味でも、オーバーツーリズムの再来は避けなければならない課題となった。観光地が主体的に観光客の情報を収集、分析、提供することで、こうした課題に対応出来るのか。修学旅行という日本最大の団体教育旅行の関連から、参加者と対話する。

対話参加者

募集は締め切りました。(8月23日(月)24:00〆切)

リスナー

募集は締め切りました。(9月23日(木)24:00〆切)

関連URL

http://www.mm.media.kyoto-u.ac.jp/excursion2021/

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

トマス・アクィナス 理性と神秘

山本芳久/岩波新書

キリスト教哲学とアリストテレスの教説を統合し、今のヨーロッパ哲学の基礎を築いたトマス・アクィナスの入門書です。普段考えたことのない論点がテーマなので読むには手強いですが、非常に興味深いです。

若者にお勧めしたい本

ガリア戦記

ユリウス・カエサル/講談社学術文庫

簡潔で明瞭な文章が良いです。例えば、研究がビジネスでも大いに参考になる視点と文体を持った名著です。

ご質問への回答

イベント時にご要望の多かった、「自分の質問への答えが聞きたかった!」との声にお応えし、笠原先生だけでなく、当日一緒にご登壇くださった共同研究者の馬先生、増田先生、計3名から回答をいただきました。
いただいたご質問は少し表現を変えている場合がございます、ご了承ください。

ご質問への回答はこちら。

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