京都大学アカデミックデイ2022

埋もれた古道から探る地域の歴史

研究者からの一言:「白川道」って知っていますか?

京大は遺跡の上にある大学です。時計台のある本部構内は、幕末まで京と近江を結ぶ重要な街道(白川道)がはしり、多くの人や物が往還していました。古道やその周辺の千年近くに及ぶ変遷を明らかにしてきた発掘調査の成果を通じて、大学のある地域が重ねてきた歴史とこれからについて、思いを馳せていただければと思います。

出展代表者

大学院文学研究科
 伊藤 淳史 助教

参加者

大学院文学研究科
 千葉 豊 准教授

大学院文学研究科
 冨井 眞 助教

大学院文学研究科
 笹川 尚紀 助教

大学院文学研究科
 内記 理 助教

関連URL

https://www.ceschi.bun.kyoto-u.ac.jp/arcKU/index-arc.html

来場者より

基本的なことから無知な私に教えてくれたで賞
たくさん質問に答えてくれたで賞
たくさんお話がきけたで賞
歴史研究のおもしろさを伝えてくれました賞
身のまわりの歴史に気づかせてくれたで賞
京大についてよく教えてくれた賞
研究者の実際を知れました賞
思わぬ発見があったで賞
上にいたのに知らなかった賞
遺跡の上に建ってたなんて知らなかったで賞
身近な研究の奥深さを見せたで賞
知識の幅が深いで賞
熱意伝わってきたよ賞
土をけずりまくるのはきっと大変で賞
発掘力がすごいで賞
考古学こんな面白かった賞
今度は大学で会いたいで賞
時を感じる賞
温故知新で賞
道があってよかった賞
昔の人のくらしと領地争いに想像ふくらんだで賞
歴史は今を知る鍵で賞
京都で研究できるなんてなんとぜいたくなので賞
これからも研究をがんばってほしいで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

通論考古学

濱田耕作/岩波書店

日本における体系的な考古学の概説書として、最初に刊行されたもの。1922年の出版から94年を経た2016年に文庫化。日本で考古学を学ぶ者は、必ず1度は目を通すことを求められる、ある意味「懐かしい」書籍。しかし、発掘調査や、遺跡・遺物の研究と活用を進めるうえでの知識と理念の基本が漏れなく説かれる本書は、時代を経て、科学技術がいかに進歩しようとも、繰り返し紐解かれるべき書籍であることがわかります。

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