京都大学アカデミックデイ2023

大は小を兼ねるか?:宇宙塵の科学入門

研究者からの一言:宇宙塵って知っていますか?(宇宙人ではないです)

大は小を兼ねるとは,「大きい物は小さい物の代わりとしても使える。小さい物より大きい物のほうが使い道が広く役に立つというたとえ」(故事ことわざ辞典より)であることはよくご存じのことと思います。ここでは,大は小を兼ねない例として,私が20年以上にわたって研究している宇宙塵の話をしたいと思います。

出展代表者

理学研究科
 野口 高明 教授

参加者

白眉センター
 松本 徹 特定助教
総合博物館
 竹之内 惇志 助教
理学部
 今城 有香子 4年
理学部
 北村 悠樹 4年

関連URL

http://geochem.kueps.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

夢いっぱいで賞
とてもわかりやすく話してもらって知らない分野の興味を深められて面白かったで賞
磁鉄鉱美しいで賞andマニアックで賞
ロマンがすごいで賞
新しいことをたくさん知れた賞
宇宙のちりの夢しかない話賞
発展してほしいで賞
ロマンが大きいで賞
大は小を兼ねるか?:宇宙塵の科学入門賞
すごかった賞
多くの時間が必要で賞
最先端賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

微隕石探索図鑑:あなたの身近の美しい宇宙のかけら

ヨン・ラーセン / 野口 高明 (監修)、米田 成一 (監修)、武井 摩利 (訳)

微隕石(宇宙塵)が,街中で採集できることを初めて本当に解明したのが,著者のヨン・ラーセンさんです。彼に倣い,京大博物館の屋上で宇宙塵採集を試した結果もご紹介します。

はやぶさと日本人:私たちが手にしたもの

永山悦子

宇宙塵という微小地球外物質を研究をしてきたので,私ははやぶさ初号機,はやぶさ2とずっと関わってきました。この本は両探査機を取材した人ならではの本です。

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