京都大学アカデミックデイ2023

日本のモスク:日常から災害時まで

研究者からの一言:「モスク」って知っていますか?

イスラーム教の礼拝場所「モスク」。この言葉から遠い異国の地をイメージする人は多いかもしれませんが、実はモスクは日本各地に存在しています。日本のモスクではどのような活動がなされているのでしょうか?日常から災害時の活動まで紹介し、彼ら・彼女らと共に生きていく社会を皆さんと考えたいと思います。

出展代表者

地球環境学堂
 小谷 仁務 助教

参加者

京都産業大学
 岡井 宏文 准教授
株式会社おしんドリーム
 田村 まり 役員

関連URL

https://sites.google.com/site/hitomukotani/

https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22H01611/

来場者より

なるほどと思った賞
自治体政策に活かせそうで賞
日本のモスク 知らないことだらけでびっくりしたで賞
意外な発見があったで賞
文化への愛が伝わったで賞
みんなにフレンドリー 知ることで優しくなれる賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

大学教育について

J.S.ミル / 竹内一誠(訳)

学ぶ目的は何か?それに答えるミルによる渾身の学長就任演説です。進路に悩む高校生、大学生、大学院生に読んでほしい本です。

若者にお勧めしたい本

宮沢賢治全集8

宮沢賢治

宮沢賢治の自然観、人間観が好きです。特にこの本の中でも「グスコーブドリの伝記」をおススメしたいです。

貧しい人を助ける理由:遠くのあの子とあなたのつながり

デイビッド・ヒューム

原著のタイトルは「Should rich nations help the poor? (裕福国 ・金持ち国は貧しい人々を助けるべきか?)」であり、外国援助やその関連の文脈で書かれている本です。しかし、その内容は、私たちがなぜ身近な人々だけでなく見ず知らずの人々にも関心を示し、手を差し伸べなければならないのか、という一般的な問いにヒントを与えてくれるものです。

自分の研究に関連して紹介したい本

社会科学の考え方:認識論、リサーチ・デザイン、手法

野村康

様々な学問領域がありますが、それらが前提とする知識の対象の存在についての考え方(存在論)、また、知識の対象をどのように知ることができるのかについての考え方(認識論)はただ一つではありません。そのような前提に無知であれば領域間の建設的な批判・交流は実現しません。研究(特に社会科学 social studies)を始める前の学生(大学生や大学院生)に読んでもらいたい本です。

  • Facebook
  • Twitter